中国で見るモノはラリーのスタートイベントすら「スゴイね!」(4日)
滞在してるホテルは朝から昼くらいまでエアコンが効かない。9時くらいまでガマンして原稿書きしていたけど、ついに暑さにガマンできず外に出てみることにした。目指すはシルクロードで最も有名な大仏寺。何本かあるシルクロードながら、この張掖だけは必ず通る。マルコポーロが1年滞在し、大仏寺でフビライ・ハンが生まれたという。もはや歴史好きなら辛抱タマランでしょう。
中には1098年に作られた35mの涅槃仏
上の大仏殿の中には巨大な釈迦涅槃仏がある。撮影禁止のため紹介できないけれど、凄い眼力にシビれました。他にも高名のお坊さんと思われる木像が多数あり、いずれも素晴らしい仕上がり。今の中国人と重ねられのか不明ながら、高い文化を持った人たちが住んでいたことは間違いない。また、書物は当然ながら漢字なのだけれど、字体の美しさに驚く。スゴイす。
夕方からいよいよラリーのセレモニアルスタートである。早めに到着すると、とにかく広くて立派。下はスタート会場から市内に向かう方向を撮ったものだけれど、地域の開発を行う前、最初にこんな大きな道路を作る。写真をクリックしていただければ「信号すらない」ことが解ります。されど開発進むと、砂漠の中とは思えない街並みになるのだった。いろんな意味で大胆。
会場は湖に面した公園のイベント会場。普段なにやってるのか解らないけれど、APRCと思えないほど広い。こんな広い場所に人が来るのだろうか? 聞けば主催者のメンツを保つための動員もあるという。砂漠の街なのでイベントも珍しいし。セレモニアルスタートは20時開始。下は19時時点である。街中でやったら大混乱になるくらい人が集まるからちょうどいいかも。
以下、写真で紹介します。下は19時30分あたりの会場。徐々に人が増えてくると、プレス登録した人(タバートつけてます)しか入れない場所に、普通の人が入ってくる。
始まると政府関係者の長い挨拶がなんと8人も続く! 誰も聞いてない。政府関係者同士も人の話なんか聞いておらず勝手におしゃべり。
終わったら、今度は花火。ただ光って音がするだけだけれど30mくらいしか離れていない場所でドッカンドッカン上げているモンだから火薬と破片を頭からカブる。
さらに踊りがあったり歌手が出てきて歌ったりして、1号車のジルがスタートしたのは20時50分ごろ。まぁ30分はスピーチでしたけど。
出走は約130台。おそらく2時間近くかかる。最後は23時近いか? きっと誰も居ないと思う。怖いもの見たさでラストも見たかった。明日からラリーです。
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