中国市場を失う?
中国の意志が明確になってきた。結論から書けば「経済など二の次! ホンキでケンカする」となる。今回の騒ぎになる前に、玄葉外務大臣と どじょう が中国側から「国有化はしないで欲しい」と強く頼まれていたという。その場に居た人によれば懇願に近かったようだ。この願いを日本政府は軽視。
もしかしたら外務省は どじょう に強く進言したかもしれない。外務省の中国担当だってプロですから。されど翌日に尖閣の国有化を宣言してしまう。中国人はメンツを重んじる。思い切りメンツを潰されれば、ケンカだって許されます。いずれにしろ中国側は中途半端な怒りじゃないです。経済なんか二の次。
「中国だって経済的な傷手を受ける」なんて甘いコトを言ってるヒョウロンカもいるけれど、今回ばかりは妥協しないと覚悟すべきだ。このままだと大げさな表現じゃなく日本企業は中国から事実上の撤退を強いられる。おそらく自動車メーカーも中国からの報告を受け、事態の深刻さに気づき始めていると思う。
解決策はないか? こらもうTOP同士のイザコザなので、TOP同士で話を付けるしか無い。もちろん どじょう じゃ無理。相手にしてもらえまい。親中国の「要人」でもダメ。「首相」という立場じゃないとダメ。もっと簡単に言えば、次の首相が中国に言って向こうが納得行く対応をするまで今のままです。
ただし「向こうが納得いく対応」とは、コチラのメンツを相当潰されるような状況だと覚悟すべきだ。それが無理だというなら、中国との関係は「このまんま」です。戦争になるようなことこそ無いが、中国市場は諦めるしかない。そして10年もしないウチ、経済格差によって軍事力格差も付く。日本は劣勢になるだろう。
その時点で中国からプレッシャーを掛けられたら、いかんともしがたい。「次世代に解決を任せる」って「中国に尖閣を取られる」と同意語です。ということで、中国市場を考えるなら尖閣は差し出さなければならぬ。そんなこと出来ないです。ということで現時点のチョイスは三つになってしまいました。
1)尖閣に日本側の施設を作り、中国市場は諦める。
2)尖閣を差し出し、中国市場を得る。
3)中国市場を諦め、10年後は尖閣も取られる。
2番目のチョイスはあり得まい。日本にだって強硬な愛国者が居る。というか、経団連会長に匹敵する拝金主義者じゃなければ無理。「尖閣を持っていてもメリット無し」と解っている私ですら受け入れがたい。おそらく弱腰の政府だからして1番目のチョイスも難しかろう。90%の確率で3番目になると思う。
中国に進出している日本の企業は、中国を諦める覚悟をしなければならないだろう。それくらい事態は深刻だ。日本のメディアは「マツダと三菱自動車が工場の再開をした」と良いニュースのように報じている。作っても売れない、ということを全く考えておらず。そういや経団連会長が中国に行くらしい。どう出る。
追記 どじょう のみ可能な4つ目の対応策もあるのだけれど、あえて書くまい。皆さんも考えてみてください。
・ECOカーアジアは「VWアップ!とプジョー208の発表会」
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アメリカを巻き込んで全面戦争に発展させ、共産党政府を倒して「従順な中国市場」をこさえる、という回答かねえ。
国沢さんは、本気で尖閣に価値がないと思っているのですか?
地下資源が欲しくてシナは駄々をこねています。
東京都の購入騒動の前に、中国政府の手先が桁違いの購入価格を提示したとのうわさもありました。
漁業資源もあります。数年数十年後、安定させられれば観光資源にもなるでしょうし、EEZ等で考えても引く理由が見当たらない。
10年程前から、オリンピックバブル、万博バブルの崩壊が一部言われていましたが、そろそろ本気で崩壊が近いのではないでしょうか?
また、今回の略奪行為で、世界中が無法国家と再認識したと思います。
尾を踏んだのはどっちだ!
テレビのコメンテーターの中にはこのまま中国が経済発展し続けることは当然だと思っている人がいますが、日米欧が投資しなくなれば(あるいは大幅に減少させれば)どうなるかは説明するまでもないでしょう。
ここ数ヶ月の状況でも米欧の中国投資はかなり減少しており、日本だけが増加していました。当然日本もこれからは減少せざるを得ないでしょう。それでも中国経済が発展するほどの実力はあるというのでしょうか。
向こうの理不尽な請求に乗る必要が無いので
1)
しかないと思います。
尖閣の価値がないかのようにおっしゃる方がまれにいますが、ではなぜ中国は70年代になって尖閣の領有権を主張し始めたのか?
それは資源です。
なんの歴史的根拠もありません。
なにが「面子」か、と呆れます。
中国を怒らせないようにするには、尖閣を差し出して、中国の気に入らないコトは一切しないコトです。
それ以外の対応では、どじょうがどうとかではなく、遅かれ早かれ必ず適当な理由をこじつけて「日本が悪い」と同じ事態は起きました。
思い通りにならなければ悪態ついて騒ぎ暴れる無法者国家です。
非難されるべき中国の理不尽な態度です。
盗人猛々しいとはまさにこの事です。
尖閣は日本の領土で、ただ単に個人の島が国所有になっただけの、只の国内の土地取引に過ぎません。
どじょうや知事を非難するのはお門違いです。
こういう非難をする方達は、一体どちらの立場でものを考えているのでしょうか、疑問でなりません。
だから「中国を怒らせないように言うことを聞く」、そんな選択肢はあり得ません。
中国は、尖閣がうまくいけば、次は沖縄でしょう。
既にそう主張する中国の学者が現れました。
もし尖閣周辺の資源開発をどこかの国と共同開発しなければならない状況となったならば、相手は気に入らなければ今回の様なレベルの低い暴動で脅しをかけてくる未熟な中国ではなく、多少利益をとられてとしてもアメリカと共同開発するべきです。
中国はフィリピン、インドをはじめ、中国に接する多数の国々の領土も領有権を主張して揉め事を起こしてアジア中から危険視、問題視されています。
無法者中国の理不尽を許してはいけません。
尖閣を許したら次は沖縄県、次は・・・とエスカレートしていくだけです。
それは今、中国に領土を狙われているアジア諸国も同様です。
日本には味方が沢山います。
自分の思い通りにならないと強引に押し通す。自分の言いたいことだけ言って人の話を聞かない。どじょうの振りをしたただのオコチャマでした。
オコチャマの尻拭いはだれがするんでしょうね。
どないしよぅ…(ToT)あいつ、頼むから止めといてくれ…って言っとったなぁ…。ヤバイ、あいつむっちゃ怒っとる!?でも、俺も今さら引かれへんし。とりあえず喧嘩なる前に、戻さなしゃぁないなぁ…。あいつが、うんって言ってくれる奴、誰か居らへんかったかなぁ…。そゃそゃ!あいつが。でも、あいつあんまり俺たちの事に、興味無さそうやし…。あいつ車のセールスやったり、肉屋の営業もしとったなぁ。あ〜、あいつ再雇用してもらえるように、今それどころじゃ無いよなぁ 。でも、一回電話してみようかな。白い家の電話番号、何番やったかなぁ。(^_^;) アカンやろなぁ…。
全て〜たらればの意見ですが…放置していた島の問題を今更になって何の思惑で〜都知事もどじょうも騒ぎ出したのか…?各国のトップが入れ替わるタイミングで民衆の注目が集まる時に喧嘩を売る必要も無く〜黙って他のアジア諸国と連携して対中包囲網を作り〜資本も経済もさり気なく移転…来年辺り水面下で島の権利も譲り受け〜警備目的で開発なり実行支配していれば〜こんな騒ぎにはならなかったような気がします…固有の領土ならイキがって宣言する必要も無く〜登記上も国内で移転するだけの事で…渉外力も実力もない今のバカ政府が強く出た所で何も出来ない企業と民間人はひたすらダメージを受け続けるだけ…まさに火に油を注いでいる状況に思えます…いつも政治次第で争いは起きます…でもって〜どじょうは予定通り新規原発と再処理工場〜そして普天間のオスプレイも容認するらしい?内閣の暴走を止めるべき!
選択肢は1でしょう。
10年先を見ると厳しい現実が待っていると思いますが、50年後日本が中国領になっていても良いのですか?。
ネズミにクッキーを与えるとミルクを欲しがるのが中国ですよ。
尖閣を差し出しても長期的にはなんのメリットも無いと思います。
中国や韓国、ロシアがつけあがってますます領土を奪いにくるだけです。
尖閣は日本国内で所有者が変わっただけですから、これに文句を言われても「内政干渉」ですから堂々としてあわてないことです。中国が来ても「侵略」ですから追っ払えばオーケーです。
中国問題で、日本はエコノミックアニマルから脱却する必要があります。たかが国有化だけで狂ったような暴動騒ぎする中国、精神異常者として対処すべきです。
尖閣列島に灯台や海保の施設をつくって中国がより過激な行動にでて国際社会から抹殺されるように仕向けるべきです。
ただし日本企業が狙い撃ちにあいますので国際保険かけるとともに、こんご間違っても生産設備投資は控えるべきです。
中国の経済成長が日本企業ではなく日本人にとりメリットだったことあるのかな?指標をみれば株価も土地もピーク時の3割、正社員の給料は下がりさらに派遣率の増加、自殺者は3万人以上。
急激な変化は混乱を恐れもあるがここは中国との関係を縮小する方向に転換してみるのもいいのでは?
尖閣にメリットがない発言はさすがに平和ボケだと思います。
資源開発に漁獲量、でも費用対効果は?
という考えもあるでしょう。
しかし
世界地図を逆さに見ればわかります。
中国・韓国の上で日本がフタをしてます。
そして良く見ればわかる通り
尖閣を取り去るとシナ海→太平洋間に
中国に都合のよいシーレーンが完成します。
ならずもの海軍に太平洋ウロウロされたら、
日本の軍事コストも跳ね上がりますよ。
安全はタダではないことを認識すべきでしょう。
4つ目は何かわかりませんが、
極論と言うか暴論を言いますと
日本をアメリカの一つの州にすればよい。
他力本願な国是(日米安保、専守防衛)を考えれば妥当な方法。
領土問題で中露韓は何も言えまい。
日米経済摩擦も解決するし、逆にアメリカの傘のもと企業はやりやすいか。円高も解決できるか。
州と言えど強力な自治権を持つので天皇も存続できたりして。
ただし、何事もアメリカ式、覚悟は必要かと。
昨今の政治を目の当たりにして失望の連続、こんな妄想もしたくなる。
TV報道などでは『中国の日本に対する経済制裁が脅威』なんてことを言ってますが、そういう問題ではないと思います。TVを見ていても領土を奪い取られるということが、どれほど脅威かの全く議論がありません。
仮に中国が日本に経済制裁をしたらどうなるか、TVでは
・日本の中国に対する輸出割合は増えている
・対して中国の日本に対する輸出割合は減っている
だから日本は中国の経済制裁は脅威である、といった内容だと思います。
確かに中国の影響がゼロではないでしょう。
しかし、おびえすぎではないかと思います。
・中国は、輸出している製品に使われている原材料や、製造に必要な機械類はどこの国から輸入しているのか。
・日本は、中国から輸入しているものは本当に中国からしか輸入できないものなのか。
など、様々な検証をすると、どちらへの影響が大きいか。わかってくると思います。
いずれにせよ、国沢さんの仰るとおり”経済は二の次”。
中国は尖閣に迫ってきているので日本側としても黙って放置しておくわけにはいかないでしょう。やはり、毅然とした態度は必要。なんだかんだいってもアメリカとは適度に仲良くする、他、中国以外の周辺国とも。
日本は世界的にも好感をもたれている国です。
中国とは大違いです。
日本はもっと自信をもつべきです。
そもそも村山談話が元凶だと思います。