カコ良い車
ジュネーヴショーで「カッコいいな!」と思ったクルマなど。まず1台目。なんだと思いますか? もはや一瞬で「カッコ良い!」とシビれた。このところ現代自動車のデザインはコテコテ過ぎて飽きる、とアメリカでも言われ始めた。しかし起亜自動車のデザインときたら相変わらず抜群でしょう!
日本車もこのレベルを期待
予想以上だったのはインフィニティQ50(スカイライン)。以前酷評したけれど、斜め前方からの「見え方」が良くなかったようだ。どんな美人でもナナメ60度から見上げたらアカンです。ヘッドライトの位置が気持ち高ければ100点に近かった。機会あったらジックリと紹介してみたい。特にボディサイドの面は美しい。
リアビューも素晴らしい
NV350キャラバンもカッコ良いけれど、ハイエースのマネである。されどVWの商用車はオリジナリティ高い。特にフラントの意匠はスターウォーズのキャラクターに出てきそう。こいつのリア窓付きロングボディなどあれば、相当イケると思う。商用車のデザインもまだ「責め手」があるんだと感心しきり。
上手なデザインです
王道が競技車両。やっぱりカッコ良い! ランエボやWRXのカッコ良さも、競技車両のイメージが強いからだと改めて思う。日本の自動車メーカーは市販車を使う競技から遠ざかろうとしているけれど(シビックWTCCはカッコ良い!)、やはりラリーなどに参戦しなければブランドイメージをキープ出来ない。
このスタイルで売って欲しい!
以前も書いた通り、性能で大きな差を付けられなくなれば、デザインが大きな個性や商品力になってくる。しかもコストもさして掛からず。改めてデザインを考えるべきだと思う。SX4やオーリスなどを見ると「厳しいですね」。日本人デザイナーのレベルは世界的に見ても高い。なのにどうしてクルマが厳しいのか?
・リーフの乗り方は「5時間に10台しか西に向かえない?」
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1枚目の韓国車は切れ長のライトが格好良いですね。
全体的に上手くまとまってます。
インフィニティQ50は、グリル形状が受け付けないのですよね・・・
そこだけなんとかしてもらえればOKです。
しかし、本当に不思議です。
なぜ最近の日本車は妙なデザインに走るのでしょう?
特にライトとグリルの形。
変わった形が「クール!」とでも思っているのでしょうか?
ノートやジューク、プリウス(ごめんなさい)、マークX、Z、次期レクサスISのライトは違和感しか感じません。
グリルは光らなくて良いですから!
クリアグリルにしてまでエコをアピールしなくて良いですから!
安っぽく見えるのも問題です。
マーチは全てにおいて。そしてマークXとノートは外装。
ミラージュは実際安いので、何とも。
内装では、ポルテ、ヴィッツ、アクア、オーリス・・あたりが基準よりも安っぽく見えます。
質感云々のレベルじゃないです。
例えば、パッソの内装は質感は低いでしょうが、デザイン的にはクラス標準に見えて好感をもてます。
フィアット500もそうです。
あれもプラスチッキーだそうですが、
シートなども含めてデザインが良いと感じます(ナビの設置場所が犠牲になってますが(笑))
要はセンスを感じられないのです。
例えば、
アクアの内装は、配色を変えるだけでも、だいぶましになると思うのですが・・・
デザインは大事です、日本に居てデザイナーになりたいけどこだわりが出しにくい自動車を敬遠する人は多い。デザインの国イタリアはまともな学校がないけど権限や仕事を経営者が責任以て与えるから経験がつき成功する。日本は真逆で、外人さんの多くが敬遠したい環境だと思う。元来デザイン力の差は、米の美味しさに甘んじてみそ汁や納豆・焼き魚などで長年済ませてきた地味な文明と、米がまずく小麦のパンや数多くの華やかなおかずを創意工夫して作った文明という、食文化からきてるそう(建築物でいえばベルサイユ宮殿と大阪城みたいな感じかな、好き嫌いは別ですが)。昔、日本人が米の主食を止めたらデザイン力は上がるだろうという経営者もいたぐらい。またダイヤとかが大昔日本で掘り出せたらもっと変化してた…はず。
でも日本人は今や雑食の域だし日本食・職人の評価は高いですが、やっぱ遊びを嗜むよりも米食に満足する実労働生活嗜好民族かもしれない。ただデザインの世界は疾うの昔にグローバル競争化ですから、評価が高い日本人デザイナーはどんどん日本からいなくなる可能性があります。本当はデザイン…より、企業は優秀なデザイナー確保が大事になってきている。