今年もサポーターのお願いをさせていただきます

ベストカーの読者投票で見事「嫌いな評論家1位」になりました。好きな方でも1位で胸をなで下ろしましたが、まぁ嫌われても仕方ないですね、と思える記事は多いです。誰だって自分の乗っているクルマの悪口を書かれたら面白くないでしょう。自動車メーカーなど最たるモノで、手塩に掛けて開発したクルマを一回り乗ってきただけで「期待に届いていない」などと言われたら嫌いになる。

ただ「ベタ褒めなのはおかしい」と考えているライバル車を厳しく評価しているのを見て「うんうん」と思うそうです。大切なのは公平な評価だと勝手に解釈しています。とはいえ「公平な評価」をしようとすれば批評も含まれるため、なかなか難しい。実際、インポーターは小心者の広報も居て取材が大幅に制限されてしまうし、結果的に仕事だってこなくなる。「公平な評価」が難しい理由です。

そんな中、気兼ねせず嫌われモノになれるのは、自分のメディアを持っていることと、2010年以後、読者の方から直接サポートして頂けているからに他なりません。この二つで基本的に暮らしていけるし、今は有り難いことにメディアの仕事も多いため、Webとサポーターからの資金を競技への出場や取材に使えています。結果として「お金持ちに見られる」んだと思います。

2017年は自動車メーカーにも「細々ながらメディアとして立ち上げます」と伝えていくつもりです。理由は簡単で、次世代に頑張ってもらいたいからです。先月から永田に少しづつレポートを書かせ始めました。読んでみると長ったるしいけど、納得出来る。なるほど「好きな評論家6位」に入ったことは伊達じゃなかったようで、アクセス数が思った以上に多い。嬉しいことです。

今後、少しづつ自信を持って紹介出来る記事を増やして行きたいと思っています。幸い若いクルマ好きを見かけるようになってきたので、新人が出てくれば素晴らしい。いずれにしろ2010年から読者の皆さんからの援助が続いているのは奇跡のようものだと認識しています。よろしければ今年もよろしくお願いします。

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例によって対応に遅れが出るかもしれません。何か問題ありましたこのWebのタイトル下にある『問い合わせ』をクリックして連絡を頂ければ、と思います。すでに2017年分を振り込んだ、という方もおられますが、念のため再度確認のメールを貰えたら有り難いです。

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