今年のホンダF1はひと味違う?(6日)
今シーズンのホンダF1は相当期待していいと思う。現時点では「証拠」を持っていないから自分のWebにしか書かないけれど、けっこう当たる自信ある。そんなことを考えていたら『F1ゲートコム』というWebメディアに現在のホンダF1の責任者である長谷川さんのインタビュー記事が出た。
驚いたことに2015年シーズンを「ホンダ、ホンダの名前、そして我々のプライドが傷つく」と言っている。ここまで踏み込んだ表現をホンダの関係者が公式な場所でするのは始めてである。もちろん非公式な場所で語られていた2015年についちゃ、どんな酷い表現を持ってしても書けないほど。
ホンダ関係者の大半が「いつまでこんな状態を続けるつもりなんだ!」とマジで怒ってましたから。同じような怒りを長谷川さんは持っていたのかもしれない。長谷川さんの「ホンダ、ホンダの名前、そして我々のプライドが傷つく」という言葉で今までの「情けない気分」は全てチャラになった。
言葉やコミュニケーションは大切だと思う。現場を見ると過去を総括しキッチリ2017年を向いたように感じる。残るは本社サイドの暗さ。宗一郎さんの時代から現場の頑張りを伝えるのが本社の役割。現場がダメだったこともありヤル気になれなかったのはよ~く解る。でも今年は違いますぜ!
せっかくお金使って楽しいことをやるのなら、トヨタのWRCみたいに笑顔が見えなくちゃあかん。今年のホンダF1を楽しめないなら、こらもうモータースポーツの管理部門の問題だ。WRCといえば今週は第2戦スウェディッシュ。2月12日の夜20~22時まで最終SSの生放送をします。
栗田姉御の指導のもと、怪説は私とベストカー編集長本郷君。お時間あれば御覧ください。最も優れたパフォーマンス持つシトロエンは事前テストでミークが1台ほぼ全損。トヨタはチームの敷地の雪道で開発を続けている。モンテカルロに続き、生き延びれば表彰台の可能性あり。
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