自動車産業も朝鮮半島有事を想定。カールビンソンだけでなくニミッツまで日本近海へ

自動車産業にとっても朝鮮半島有事は大きな影響がある。当然の如く今後の展開を予測していることだろう。関係者から様々な情報が入ってくるけれど、どれも断片的。ただパズルを組み合わせたり、全体的な状況を見ていると徐々に概要も見えてきた。TVなど伝えていない情報多いです。影響少ない順から。

1)最もダメージ小さい解決策は、中国が北朝鮮に入り込んで首脳部を確保するというもの。武力行使を伴うものの、アメリカの攻撃より大幅に限定された範囲で済む。中国のメンツも保てる。確保したら暫定的な政府を立ち上げ、危険性を排除し北朝鮮を今のままの存続させれば混乱だって起きない。

2)アメリカが戦力を集め、超短期的に北朝鮮の戦力を叩く。不思議に思っていたのがカールビンソンの到着が4月25日だと言われていること。カールビンソンの速度なら、もっと早く到着できる。すると驚いたことにニミッツ(カールビンソンと同型の空母)も西に向かっているという。

   ニミッツ級 写真/米海軍

ニミッツの正確な位置は不明ながら、すでにハワイより西の海域を西に向かっているようだ。北朝鮮海域に3隻の米空母が揃うというかつてない状況になる。これだけの戦力を集めれば、短い時間に相当の数の軍事目標をたたけることだろう。下を見て1時間以内に1000カ所はつぶせる。

まず超低空から進入する巡航ミサイルを200発以上撃ち、液体燃料ミサイルの発射基地を全て攻撃。移動可能な発射機の場所の大半も、衛星で追尾していることだろう。着弾時間に合わせ、ステルスで北朝鮮のレーダーサイトを全て叩く。これで北朝鮮は組織的な反撃が出来なくなる。

      横須賀のジョージ・ブッシュもニミッツ級

続いて空母から爆撃機を飛ばし、電波出すアンテナなど軍関係の基地を攻撃。地下施設はバンカーバスターで叩く。この時点で最低1000カ所を攻撃。これを何ソーティか行うことで、半日あれば無力化出来るという判断である。日本や韓国が受けるダメージは無いと想定しているようだ。

3)北朝鮮の先制攻撃。最悪のパターン。アメリカの空母を引き寄せ、ミサイルや航空戦力で先制飽和攻撃。同時に陸から韓国に攻め込む。「そんなことしないだろう」と思いたいが、追い詰められた日本はアメリカが降参すると思って真珠湾攻撃を行った。空母3隻の戦闘能力を失えば、ドロ沼になります。

ちなみに北朝鮮は自衛隊が未だ現役で使っているファントムと同世代のミグ21を、120機ほど稼働状態で所有しているという情報もある。1度に飛ばして攻撃すれば、アメリカだって無傷じゃ済まないだろう。

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