火力発電の二酸化炭素は回収可能。やはり電気自動車の時代になるが‥‥

よく「電気自動車だって火力発電所で作った電気使う。だったら燃費の良い内燃機関だって同じ」と言われる。確かにその通り! しかし技術の進歩を無視しちゃいけない。今や火力発電所の熱効率はドンドン向上しており、50%以上など当たり前になりつつあります。

効率悪いと言われている石炭火力ですら、ガスを抽出して燃焼させ、さらに余熱で蒸気作ってタービン回すなど、これまた50%以上の熱効率が可能になっている。ここまで読んで「内燃機関だって50%を目指していて実現できそう」と思うかもしれない。

面白いのはここから。火力発電所のように大規模施設だと、燃焼ガスから二酸化炭素を回収することだって出来てしまう。例えば特殊な液体と混ぜることにより二酸化炭素を30%程度キャッチ。これなら二酸化炭素排出量をさらに引き下げられる。さらなる効率良い二酸化炭素回収法も。

ということを考えていけば、原発無しでも二酸化炭素を大幅に減らした電力を作れるのだった。その上で、風力や水力、日本の場合、原発推進勢力が国立公園にして「ダメ」と禁止してきた地熱発電なども使える。地熱発電だけで全盛時の原発分くらいの電力は作れます。

ということで電気自動車は総合的に考えても利にかなっており、2030年くらいになったら間違いなく乗用車用エネルギーとして大きなシェアを持つようになっていると思う。ただ「今はどうか?」と聞かれたら「人柱覚悟なら」と答えておく。電池ヘタった時の回答無し。

今走ってるリーフは全てゴミになる気がします。ただ中古車を160万円で買うなら、6年後にゴミでも(その時は電池のリサイクルが出来るかもしれない)、損無し! 安価な電力とガソリン代のエネルギーコスト差が6年で60万円以上ある。100万円で6年乗れるなら安い。

最新技術を投じ、手塩に掛けて一生懸命開発したクルマがゴミになるほど悲しいことなどない。どうして日産のリーフ担当部門はもっとクルマや技術、そしてユーザーを大切にしようとしないのか? ということで新型リーフを350万円以上出して買うなら、人柱上等の覚悟で!

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