若手を伸ばす! これがジジイの役割&生きがいです(13日)

飛行機に乗ったら『カーズ3』があった。私は映画を見ても内容をほとんど覚えていないという「特技」あるため、当然のことのように見る。するとどうよ! やっぱし泣ける~。「勢いのある若手の登場を見て負けずに頑張るも、衰えを感じる。そして自分が育てた若手に将来を託す」。

という人生観が辛抱タマらず、私の魂を揺さぶってくるのだった。将来を託せる次世代を育てられたら、どんなに楽しいことだろう。リアルな人生で言えば自分の子供や孫を育てる、ということなんだと思う。2人の子供は偉そうなコトを言って私を説教することもある。腹立つけれど、反面少し嬉しい。

さらに大切なのは孫で、この世代を上手に伸ばせたらいつ死んでもいい。カーズで言えばドク・ハドソン役です。カーズ3ではその上の世代まで出てくる。やはり継承って大切だ。私の仕事で言えば、何とかなりつつあるのは永田くらい。自動車評論家に限らず若手を伸ばしたいと思う。

状況を見てるとやる気のある若手は少なくない。されど「がんばり」の芽を摘んでいるのは、その上の世代である。最近私は自動車メーカーの幹部や管理職に対し厳しいけれど、こらもう若手の苦情を聞いてのこと。若手が直接意見することなど出来ない。外野から炎上ネタを投げ込むのみ。

話を聞いていると、本当にツマらん管理職が多い。根性無しの私だったらナニもしない人間になってしまうことだろう。だって新しいことをやろうとすれば怒られ、言われただけのことをやってれば誉められる、なんて企業が伸びるワケないですから。嫌われモノになるのもカーズ3魂だ。

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