日本の自動車用品を気軽に海外で買えるようになります!
オートメッセが始まった。いつも通りの楽しいクルマのお祭りなのだけれど、朝イチで興味深いプレス発表会がありました。オートメッセに出店している企業やショップを対象に『eBay』と提携するという。御存知の通りeBayはアメリカに本拠地のあるネット通販サイトである。日本で言うアマゾンや楽天ショップのようなもの。eBayの特徴は自動車に強いことです。
今まで日本でeBayを使う人の多くは、海外から部品や用品を買うことだった。しかし今回立ち上げるのは、日本の用品を海外に販売するルートである。日本のショップの大半は、日本でしかビジネスをしていない。というか海外で販売するルートを持っていません。そんなことから、海外で部品を売れるのは代理店を作れるTEINやクスコのような大手だけに陰られていた。
ブリッドのような規模の大きいシート屋さんでも海外と代理店契約して販売ルートを開拓するのはたいへんである。eBayは仮想商店街のようなもの。eBayにアクセスしている人の全てが日本の自動車用品をWebで見るとことができ、気に入ればポチれる。そして商品の発送はeBayのルートで行われるため、海外のお客さんであっても売る側の負担は非常に空くない。こらステキだ。
今や日本の自動車用品市場は徐々に縮小している。このままだと魅力的な用品も減少していく、ということ。けれど海外で気軽に販売出来るようになれば、まだまだ市場を広げられるし、バリエーションだって増やせるだろう。結果、トクをするのは日本の自動車好き。市場規模が小さいため諦めていた用品も作れるようになることだろう。久しぶりの明るいニュースです!
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