全く役に立たない北京のヨタ話(26日)

飛行機に乗れば3時間で到着する北京ながら、いろんな意味でオモシロイ。いや、超オモシロイです。下のクルマは3輪のガソリン車。市内の短距離移動に使われており、様々なデザインがある。基本は電気自動車のようだ。タクシーのように使われてるケースも。タイのトゥクトゥクみたいなモン。凄いのは5ドアHBだという点。激しく試乗してみたいです! ハンドル切ってコケない?

バスは素晴らしくコンディション良い。写真のトロリーバスは、短い距離であれば車載の電池でも走れるようになっている。架線インフラなくてもOKということ。走行中に充電だって出来るし。上手な集電装置を考えてやれば、日本でも使えるかもしれません。高性能電池を搭載すると、行程の10%くらいに架線付けてやれば運行可能。コスト的にも安い?

北京の街中は激しく渋滞している。昼間だと10km走るのに1時間掛かることだって普通。なのにタクシー安いです。渋滞の中、1時間/10km乗って1000円くらい。日本だと4000円くらい掛かります。北京市内の交差点の風景なのだけれど、キレイで高そうなクルマが多い。もはや古いポンコツのVWサンタナやVWジェッタのタクシーも無くなった。

ということで私は地下鉄移動を好む。乗り方簡単。通勤時間を除けばそんなに混んでないし。4~5駅までの距離だと3元=54円。それ以上5元=90円で安い。妙な臭いもせず、それほど大声出すヤツもおらず治安も良くおすすめ。何より移動の時間が節約できる。空港から市内も基本は地下鉄が早くて便利です。空港線だけ高く25元=450円なり。

今回泊まったホテルが私のツボでした。外資の入っていない中国系のソコソコ上級のホテルなのだけれど、フロントの態度ムカシの中国みたいで極めて悪い。その割に高い。妙な中華食堂と21時くらいに閉まっちゃう和食屋さんあるのみで、レストランやバーの類い無し。ただ部屋に行くとリニュアルしてあって苦しゅうない。静かでベッドの寝心地良好。

気に入るのが中華食堂。朝飯食べに行くとこんな感じ。しっかり掃除してあり、清潔。食材も洋食から中華まで幅広い。そしてサービス過剰です! 何だろう、と思って眺めていると、ブッフェなのに持ってきちゃう。若い女性と若くない女性がいるのだけれど、二人とも猛烈に親切。コーヒーも混ぜてくれちゃう。毎朝、美味しく無い水餃子や点心で満腹っす。

今や葡萄畑はフランスに次ぐ2位。世界生産量の10%超とか

自動車の進化にも驚かされたが、中国ワインの進化にも魂消た。6年前まで飲むと「まず~!」だった長城ワインながら、普通になってる。日本は美味しいワインを作れるようになるまで30年以上掛かったけれど、中国は6年だ。もし機会あったら試して頂きたく。写真のワインがいくらするか、知りません。北京空港のラウンジに転がってました。

昨晩は同業者と情報交換会。オトコ酒です。私にとって強敵の白酒である。アルコール度数52。これ飲むと足取りが怪しくなります。以前イギリスで飲んだ時は途中から覚えてない。最後の記憶は火を付けて「燃える~」と喜んでいたというもの。どうやら一人でタクシー乗ってコンタクト外して歯を磨いて寝たらしい。昨晩は適量で美味しゅうございました。

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