トヨタのWRカー
連日のトヨタネタです。何と! 突如WRカーのテスト走行の動画が出てきた! ヴィッツをベースにしており、エンジンはヨーロッパで先行開発していた1,6リッター直噴ターボだと思う。当然のことながらワイドフェンダー仕様の4WD。走りや音からすれば、現在のWRカーのレギュレーションそのものだと思う。
・トヨタのWRカーの動画
最近のトヨタの流れを見ていると、どうやらサーキットでのモータースポーツより、一般道を使ったカテゴリーに興味を持っている感じ。豊田章男さんは「道がクルマを作ると思います」という発言をよくしている。その通りでございます。特にヴィッツ級の量販車はラリーでクルマを鍛えイメージを作ることが販売にも結びつく。
コーナリング中にリアサスのトレーリングアーム折れるという決定的なトラブル出たものの、メキシコラリーでヒュンダイi20のWRカーが3位に入るや、やっぱしカッコよく見えてしまう。上の動画に出てくるヴィッツを見るとカッコよく感じるから不思議。と思ったら、すでにヴィッツのCFにラリーカーを使っている!
となると気になるのはWRCカムバックの時期。今年のル・マンにポルシェがカムバックしてくる。アウディより圧倒的に強いだろうことは想像に難くない。そのアウディに勝てていないトヨタが、もっと強いポルシェに勝てると思えないです。トヨタにとっても、耐久シリーズで負け続けたって何のメリットもない。
だとすれば2014年で耐久レースを卒業し、早ければ2016年にもWRCカムバックという可能性は大きい。ちなみにトヨタのモータースポーツ史で最も成功 したのはWRCだし、最も長く関わり続けていた。考えてみればWRC参加を決定した時の社長は章男さんの父君の章一郎さんです。
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