自動運転とAI(人工頭脳)。ところでAIって何さ?(8日)

先日、ある試乗会でメディア側から「AIだとどう制御していくんでしょうか?」。AI=人工頭脳です。最近自動運転の話の中に良く出てくる。この質問をしたのは付き合いの古い知人だったため、横から「AIって何よ?」とチャチャを入れてみた。すると突如「う~ん!」。そうなんですね。解っているようでAIの実態は知られていない。そもそも学習制御と混同しちゃってる。

かくいう私も解っていない。というか、解っていないことを知っているだけ少しアドバンテージあるかも。強いて言えば現状だと経験値で決定するのが学習制御で、そこに気温や趣味性など様々な状況を盛り込んで決定するのはAIといったイメージか。それすら遠からず学習制御に分類されちゃうかも。ということで日々進化していく。量子コンピューター出ればさらに複雑化する。

おっと! 量子コンピューターも解っているようでいて解らない。なのに量子コンピュター用のチップも出始めている。こういった技術が実用化されてくると、本当に人間の脳のような判断をするようになるだろう。もしかすると「機嫌が良い」「機嫌が悪い」まで解析出来る様になる? 確かに気分良いことが重なると機嫌よくなる。好き嫌いの感情もコントロール出来そう。

現在の0101処理より圧倒的な処理能力持つ量子コンピューターが実用化されれば、人間よりずっと早いタイミングで自動ブレーキだって掛けられるようになることだろう。想像すら出来ないほど強力な運転バックアップ機能だって実用化するに違いない。事故ゼロの世界も可能になる。そんな人類は、自然災害の余地が出来るようになるだろうか? 下はハワイ島のお気に入りのバー。

溶岩流の中にあった『アンクルズ キッチン』。安否不明

上をクリックしていただければ場所が解る。噴火前までキラウェアの海沿いの最前線でした。このあたりの家は全て飲み込まれているため、厳しい状況かと。ただハワイの知人によれば「皆さん悲壮感無いです。ペレという火山の女神の意思だと理解しています」。ディズニー映画『モアナ』に出てくる『テカァ』そのもの。ということを考えるとAIの無い人生もエエかな、と思う。

 

 

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