岐阜のL1ラリー、岩岡さんはSS3位タイムを2回出す!(2日)
恵那で開催されたL1ラリーでございます。ドライバーの岩岡さんは2回目のラリー。しかも1年ぶり。加えて前回ヴィッツだったそうな。33口径のリストリクター付き&車重1550kgで重いとは言え、イキナリ国内だとTOPのJN-6クラスに乗るのだから難しいと思う。とりあえず冷えていてもコントローラブルで限界特性が穏やかなノーマルタイヤを履いて走ってもらうことにしました。
恵那市役所のスタートは古屋議員がフラッグ降る。レーシングスーツ姿でした~。ベストカー誌上でクルマ談義して頂けるそうなのでお楽しみに。来年から車両運送法が少し変わり、国際格式の競技でマストなダッシュ貫通式の丈夫なロールケージを禁止にしようしていたようだけれど(私のWRX S4やMIRAIもアウト)、外国の状況や安全性の観点から今まで通りにしてくれたという。
昨年のL1でもWRX S4は人気だったというけれど、今年も皆さんから写真を撮って頂けてました。「キレイですね!」と言われます。ドライバーの岩岡さんにも気に入ってもらえたようだ。肝心のラリーはどうかといえば、やはりパワーに慣れるまで少し時間掛かったらしい。そらそうだ。一般道で全開すると速いですから。SS1は33台中の13位。私も抑えた方がいいとアドバイスした。
続くSS2は33台中6位。1位のランサーと1kmあたり2秒差。ノーマルタイヤでAT。加えて1位のランサーと比べたら300kgくらい重い。1kmあたり2秒差くらいがクルマの性能差だと思う。この時点で素晴らしい! ただ速い86に届いていない。もっとイケるハズ。と思っていたらSS3で2位に0,5秒遅れの3位。SS5でも3位。タイヤの内圧キッチリ上がっており、スキール音も出ていたそうな。
もはや競技用タイヤが必要ですね。思ったより早くクルマに慣れたようだ。クルマ側だけで下を見て1kmあたり0.5秒は確実にタイムアップ出来るポテンシャルを持ってます。喜多見マジック使えば1秒か? 岩岡さんはレース志向で今回は井原さんのチームということでラリーに出たそうな。ラリー好きになってくれたら嬉しいです。ちなみに下のリザルトは全長4.56kmのSS3。
WRX S4、全日本ラリーのSS距離だとCVTの温度管理が少し厳しいものの、L1やGazooラリーチャレンジ程度の距離なら全く問題無し。来シーズンはいろんな使い方をしてみたいと思う。初めてラリーに出るような人にはピッタリです。1シーズン安全性高いWRX S4でラリーに出場しながら練習したら、きっとステップアップしても速く走れるかと。
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