徳島~東京のフェリー、深夜突如激しい振動にヤラれた~(13日)
5時に起き原稿書き。ホテルを10時にチェックアウトして徳島フェリーターミナルへ。途中、最後に徳島ラーメン喰ってやろうと思っていたが、どこもやっておらず。がっくし。ターミナルに着くとすでに『しまんと』は着岸している。11時から乗船とのこと。バイク3台でした。ちなみに110ccバイクと人間一人の運賃はエコノミー寝台(このフネはモノクラス)で1万7460円。
全長は200mあるというからソコソコ大きいのだけれど、上部構造物ないためかスッキリしている。けっこう変わった船形をしており、燃費良いんだと思う。乗船は4階部分のタラップとなります。このフネにバイクで乗り込めば、着いたところが東京だってんだから便利なモン。お風呂も付いているため、ノンビリ船旅を楽しめば良いという寸法。
しかぁし! 素敵な仕事場所がある。このフネ、パブリックスペースを贅沢に確保してあり、窓側にコンセント付きのデスク。陸側(徳島からだと進行方向で左)に座るとけっこうな時間、携帯電話入る。ずっと仕事しなさいってことだ。幸いフネの中なのでヒマ。ラーメン屋に行くことも出来ない。覚悟を決め、2月26日売り号の原稿を書くことにします。
このフェリー、レストランの類い無し。あまり人が乗らないということなんだと思う。昨日休航だった本日も上を見て乗客50人と言ったイメージ。レストランやったら人件費で赤字でしょ。その代わり大量の自動販売機が! 300円の天ぷら蕎麦を始め、カレーやスパゲッティ、はたまたモツ煮までラインナップ。けっこうなバラエティで大いに悩んでしまうほど。
買ったらズラリと並んでいる電子レンジでチンすればよろしい。水や食器なども豊富に揃っている。昼と夜と酒のツマミくらいなら必要にして十分。しかも安価。カップヌードルを130円で売っている。コンビニで売っている金額と同等をイメージして頂ければ良かろう。美味しいし。これなら高くて上手くないレストランなんか不用だ。ただワインやウイスキーなし。
2等寝台は8人部屋。いわゆるカプセルホテルのようになっている。寝るだけなら十分です。オールエコノミーながら2人一緒だと個室を借りれるそうな。部屋を見たら原稿書き用のテーブルなし。だったらパブリックスペースの机の方が仕事しやすい。日が暮れるまで原稿書いてお風呂入ってワインをノンビリ飲んで起きたら東京ですね。と思っていたら‥‥。
夜半のこと。向かい風になったのかパワー上げたら振動酷いのなんの! バイブレーターの上に寝ているが如し! バランス悪いらしく「ゴンゴンゴンゴン!」。これで度々起こされる! 深夜3時に突如静かに。制限速度ある浦賀水道航路ですね。寝ていても解る。オマケは強風にスラスターのパワーが負け接岸出来ない! タグボート呼んで着岸まで1時間掛かった。ウチまでも寒いし!
でも楽しかった~。
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