若いチカラ
TOPで書いた「ヌルマ湯ニッポン」のコメントを読むと、なかなか興味深い。やはり海外で働いている方の方が日本の客観的に評価していると思う。韓国車に対する評価だけれど、沖縄でレンタカーになっている『TB』は一世代前のモデル。ここ1年にデビューしたモデルから明らかにステップアップしてます。
といったことで今日はVWの電気自動車に試乗している。最も驚いたのがプレゼンを行ったエンジニアの年齢。何と! 26歳だって! 昨晩彼に電気自動車の話を聞いてみたら、十分納得の行く返事をするぢゃありませんか。日本だとこんな年齢のエンジニアに新しい開発分野のメディア対応なんか絶対させない。
26歳には見えない
ちなみに『E-UP!』という2013年発売をアナウンスしているクルマのチーフエンジアは40歳。今回試乗した『ゴルフEモーション』の担当エンジニアも30歳代半ば。それでいて50歳代と目されるベテランも居る。元気一杯だった頃のホンダを思い出す。新しい分野に乗り出すなら、やはり若さが必要かと。
電気自動車やハイブリッドの件で50歳代後半の人(自動車メーカー)と話をすると、視野が狭くて厳しい。固定観念に縛られてしまうのだ。15年前はこんな人じゃなかったのに、と思うことだって多々あります。もしかしたら今や実権を握っている団塊の世代の弱点なのかもしれません。才能ある若手を探せ!
RX450hのライバル。市販バージョンに試乗
そんなことを考えながら間もなく発売となるトゥアレグのハイブリッドとゴルフEモーション、ラビダという中国で開発したゴルフ4ベースの4ドアの電気自動車に試乗。トゥアレグのハイブリッド、3リッターV6のスーパーチャージャー+モーターという構成。仕上がりの良さに少し衝撃を受ける。RX450h、迫られましたね。
リーフの充電口もこのくらいの配慮が欲しかった
電気自動車も「安いバッテリーが当面無い」という唯一にして最大の弱点を除けば、日産リーフと同じく「年内に発売する」といわれても信じられる仕上がり具合。ただVWも冷静に分析できており「勝負できる価格になるのは2013年になります」。もちろん主役はスズキの生産技術を取り入れる可能性大きいE-UP!です。
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沖縄の中古車、一時期TBが一気に増えましたが、現在はヒュンダイ i30もレンタカーでよくみかけます。コンパクトの新形はすぐにレンタカーに投入されるようです。マツダのデミオも多いです。
今日は、東京と大阪のテレビ局のアナウンサーの方2人と話しをしていたのですが、
最近は中堅も若手も、マニュアルどうりには動けるが、そのマニュアルから外れていたりすると動けなくなるという人が、多いそうです。
考え方でも、多方面からの視野が無いので、
突発的事案に耐えられない、動けないケースが有るそうです。
分かり易く言うと、テレビアナがラジオの実況がヘタクソな感じです。
若いアナウンサーは経験不足も有るので余計にですが、中堅の方でも一つしか見れない考え方になっている人は、同じように動けないし、そこにプライドと地位が入ってくるから、それはもう最悪のようです。
遊びでも仕事でも、いろんな経験はとても大事で、考え方を豊かにしてくれると思います。
車の技術だって、大きな目標は燃費向上や環境性能の向上ですが、アプローチはいくらでもあるのと同じように。
ハイブリッドに傾斜しつつもあらゆる技術も進化し続けている事を、日本車メーカーさんには期待し、頑張ってもらいたいです。
横からポ〜ンと抜かれないで欲しいですね。