燃料電池に将来は無い? 田中CEに聞く!

2015年に全日本ラリーの新城戦に出場し、クラス2位という、燃料電池車じゃFIA公認競技初のリザルトを残したMIRAIながら、率直に書けば上位陣のリタイアなど運に恵まれた結果だったと思う。足回りが煮詰まっていなかったし、タイヤもレギュレーションを満たすのは『ブルーアースA』というECOタイヤ。そもそも初日など最後は水素切れのためゴールに辿り着けない可能性もあった。フルアタックには遠い状況、ということです。

それから3年。昨シーズンは全開のスペシャルステージ距離が短いGAZOOのラリーチャレンジに出てクルマ作りをしてきた。驚くほどハンドリングが向上しています。加えてスポーツタイヤの『アドバンV105』という新製品も出てきため、ポテンシャルとしちゃ大幅に上がった感じ。それなら、ってんで久々に全日本で走ってみようということになった次第。残念ながら途中で水素の充填が出来ない、ということで、2日間の日程で行われる全日本は断念。同じコースを使って日曜日の1日で行われる地方戦にデータ比較のため出場することにした。<続きを読む>

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