日本各地で黄砂。クルマ洗うときはご注意を!

1年ぶりの黄砂観測となっている。中国奥地の砂漠に吹く春の風で巻き上げられた細かい粒子が偏西風に乗り、日本まで飛んでくる現象です。空中に長く漂うことから解る通り、ヒジョウに細かい。花粉を30cmのサバだとすれば、黄砂って4cmの小イワシ。PM2,5は2,5cmのメダカ。したがって見た感じはホコリである。されど石の仲間だからしてけっこう硬い。

黄砂が積もったクルマを洗う場合、必ず最初に洗剤入れて泡立てた水で細かい粒子を落とすこと。柔らかいスポンジか、なければ手のひらでもいい。手の平、柔らかいです。この時期、洗車機は使わない方がいい。100歩譲って洗車機を使うなら、ボディ全体にいったん水を掛け、ホコリだけ流すこと。乾いたボディのまま洗車機に入れたら、最初の接触で傷を付けてしまう。

一番アカンのは水を使わないでボディを拭くこと。黄砂無いときもあまり推奨しないけれど、黄砂は本格的に厳しい。磨き粉でボディをこするようなものですから。こういった「用品」でクルマ拭くくらいなら、雨降るまで待った方がいいほど。でなければ洗車場に行き、ボディ全体を流してからにすること。とにかく黄砂で汚れた状態でボディに触れちゃダメです。

コーティングの種類について

屋外駐車など黄砂によるボディのダメージが心配ならガラスコートを考えたらいいと思う。以前ポリッシュファクトリーの及川さんに聞いたら、標準状態の塗装面よりガラスコートの皮膜は比較にならないほど硬いという。ガラスコートの皮膜より柔らい黄砂粒子も多いそうな。もちろん多少のダメージなら、これまた磨くことで新車よりビカビカになるとのこと。いいね。

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