パタヤへ
朝からガレージで昨日やり残した作業。コ・ドラの木原さんはレッキカーに距離計を取り付けたり(長い直線でコーナーまでの距離のカウントダウンをしてくれます)、GPSを装着したり、大きな声を出さなくて済むよう、レッキ用インカムを付けたり。この時点でなんだか安心してきますな!
GPSも付けたのでタイ人じゃなくても道に迷わない
午前中で作業を切り上げ、ローダーに乗せる。嬉しいことにオマケしてくれて往復2万円とのこと。片道140km(東京からだと関越トンネルの手前くらい)という距離を考えたら安いです。下の写真の通り後方に移動していた左フロントタイヤは、無事中央に。2cm近くズレてた。
正常な状態になりました
今回木原さんが家族で訪タイしており、ヴィーゴの中は賑やか。途中、私ら勝手に「海老名」と呼んでいるサービスエリアで休憩。海老名、どんどん大きくなっており、今や端から端までは歩く気にならないくらい長い。パタヤ観光に行った人なら立ち寄ったことがあるかもしれません。
”海老名”には何でもある
15時くらいに到着。ホテルはパタヤの隣にあるジェミティエンビーチというところにあり、ビーチに面している。イチバン賑やかな場所から少し離れているものの、ラリーのベースとしちゃ好ましいかと。ホテルにはこんなフラッグが出ている。すでにニュージーランドのグリーン選手が到着してました。
パタヤより落ち着いている
どれどれ、と小沢さんがグリーン選手のランエボ9を見に行く。するとイキナリ「こらお金掛かってますね〜!」。なんでもブレーキだけで150万円だって! アジア地域のラリーに出まくっているドライバーなんだから当然か? お金持ちだしゼッケン1番だし。まぁ普通に勝ちを狙っていると言うことでしょう。
前後共にブレンボ。ショックはオーリンズ+入手難のバネ
ホテルは繁華街から少し離れているので、ソンテウと呼ばれるトラックの荷台に乗るタクシーを借り切って移動。といっても5km走って300円です。アジアに来るのが初めての植草君は「TVみてぇ!」と大喜びでございました。ラリーをやってる連中はどんな国でも運転しなければならず、タイテイのことは臆さずに遂行しなければアカン。
晩飯後、スタート場所のレッキに行く
ラッキーなことに木原さんのご家族もタイの雰囲気は全く問題なし。というかタイの食事が大いに気に入った様子。多少の清潔感のユルさも許容出来れば居心地最高です。
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日本の道路事情では無理ですけど、海外のまだ発展途上の国々に対しては、WRCで活躍する車は魅力的だと思うんですけれどね。四駆で悪路走破性も高いですから、性能も使いきれると思います。
三菱もスバルもプライベーター任せにせずに積極的にモータースポーツに参加して欲しいと思います。市販車の状態で競技車レベルの性能を有するランエボやインプが大変勿体ないというか、宝の持ちぐされじゃないでしょうか。市場は自ら切り開くもんだと思います。自動車の楽しみが便利な道具で始まり、便利な道具で終わるなんて車の売り方で本当にいいんですかね。
環境問題は大事ですけれど自動車の娯楽としての面を売り込んでもいいんじゃないでしょうか。
ちょっと脱線しましたが、「遅くて、弱い」とは到底思えない、三菱車が相手のようですけど頑張ってください。ちなみに私はスバルの車が大好きですので、青い車を応援します。