プロの国家公務員
国家公務員の件、10%の賃金カットに対し大不満を言わなければ、私を含め皆さん流したと思う。そもそも国家公務員の仕事は、上手に回っていれば国民に存在を意識させない。というか、意識させないことを持って100点である。困った時に的確なカバーをしてくれたら1万点だ。
逆に、存在が見えなければ高給を取っても天下りをしても問題なし。居酒屋タクシーくらい当然だ。戦後復興期の国家公務員はそういった仕事をしていたと思う。されど大赤字を連発した上で、さらに増税を要求し、国難を迎えたのに減給さえ拒否するようになったら、世の中の目は厳しくなって当然です。
遭難していない人に取っちゃ無縁の海上保安庁レスキュー部隊の猛練習は、遭難してみたらプライスレスの頼もしさとなる。したがって「自分は海に出ないから」という理由で海上保安庁を否定するのは間違っていると考えます。でもレスキュー部隊が練習しなかったらどうか?
レスキュー部隊のダイバーは「遭難者を絶対助ける!」という強いプロ意識を持ち、普通のダイバーが尻込みするようなコンディションの海で練習をしているから尊敬される。「練習は暖かい沖縄の海でしかやりたくない」とか「今日は荒れているので練習お休み」ぢゃね〜。国家を上手に回すことこそプロの国家公務員です。
例えば普通の経済観念を持ってくれたら嬉しい。最低7年使える被災者のプレハブ仮設住宅(減価償却年数。実際はもっと持つ)は2年間でゴミにするという。普通の災害なら十分な期間だと思うけれど、今回のような規模だと2年じゃ物理的に復興など不可能。一般常識からかけ離れすぎてます。
また、公務員の皆さんには「本当に頑張る人は仮設住宅だって不要だと思っている」ことを知って欲しい。公務員の皆さんは「国に甘えようとする人」ばかりと付
き合ってるんだと考えます。コメントを読むと多少過激な人もいるけれど、いろんな事実が解って興味深い。平均的な国民の意見かと。
政治家がオタンコならオレ達がやる、くらいの意気込みを持った官僚はいないのだろうか? 興味深いことに居るんだなこれが。国家公務員を含め、公務員の知人は多い。当然ながら優れた人材が居て、皆さん現在の状況を打開したいと言う。でも様々な”しがらみ”あって、足を引っ張られちゃう。
少なくとも私のWebを見に来てくれるようなクルマ好きの公務員の皆さんは「次の日本」を背負って立つような人になって欲しいと願っている。その日までツメを研いでおいて欲しい。10%の減給くらいでぐちゃぐちゃ言っているような人は、今の日本と共に滅びると思います。
<おすすめ記事>
官僚は10%削減とか言わずに税収に連動させてやれば良いのか?
さぼったり責任逃ればかりして国を豊かにしなけりゃ収入上がらないぞと、脅せばしっかり働くのか?
国を豊かにすれば税収増えて収入増えるぞと飴にも成るし。
自営業の戯言でしょうか?
リ-マンショクから世界の潮流は変わりました。10年前には現在の議論も出来なかったが現在はマスコミでも取り上げられるようになりました。ジムロジャ-ズは15年前に新興国と商品が投資先だと言っていました。現在は彼は次は農民がランボルギ-ニに乗り証券マンがタクシ-の運転手に変わるだろうと言っています。既得権益の銀行や公務員、マスコミ、電力などは相当苦しい時代が訪れるのではないでしょうか。50年前の公務員は給料が安く学校の成績が下の方が就職し成績トップは繊維や石炭の会社に就職しました。これが時代の流れではないでしょうか。公務員の方の仕事は業務でありお金を生みません。官僚が口を出した産業は成長せず規制がない産業は成長しています。お金が欲しければお金を生む仕事やリスクを取れなければ他人より稼げません。これが資本主義のル-ルではないでしょうか。
>少なくとも私のWebを見に来てくれるような
>クルマ好きの公務員の皆さんは「次の日本」を
>背負って立つような人になって欲しいと願っている。
>その日までツメを研いでおいて欲しい。
>10%の減給くらいでぐちゃぐちゃ言っているような人は、
>今の日本と共に滅びると思います。
おっしゃるとおり!
内部のことは外には関係ありません。
外のために、それぞれが内部でさまざまな障壁を
打破して、前進していくことで未来が開けます。
それぞれが国民のため、周りの人々のためにを
合い言葉に!
良い議論が出てきましたね。
これを機に自分の考えを見つめ直してくれたらと
願います。
国沢さん、ありがとうございました。礼。
拝啓 国家公務員の皆様
特ダネは是非wiki leaks & kunisawanet へ
①中曽根以来原発関連で私腹を肥やし、国民を欺いてきた議員達の横暴。
②福島県で行われている被爆に関する人体実験?
③沖縄をだまし続けてきた外交の数々
を明るみに出してください。
日本の未来を担う子ども達に、無神経にも被爆させ続けている文科省の裏事情(無策と言うのかなぁ)など、お聞かせ頂ければ、次の選挙では政党に関係なく、ヒトを見て投票したいと思います。
国沢師匠も是非情報出してください!
2006には耐震偽装で以下のようなページも存在しました
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2006/10/__399b.html
渋沢栄一などすんごいヒトも過去にはいましたが・・・
国家公務員にプロ・アマがあって困ります。
>存在が見えなければ高給を取っても天下りをしても問題なし。居酒屋タクシーくらい当然だ。戦後復興期の国家公務員はそういった仕事をしていたと思う。
現在の財政難を作った原因の一つに、天下り先の法人を増やしたことにあると思います。
国家公務員の意識をおかしくしたのは、バブル経済時以降からだと思います。
プロフェッショナル!
団塊世代以後の日本人が、自問自答するべきキーワードだと痛感します。
プロの反対語は、穀潰し?!
もっとも正直、自分の力量を振り替えると、人様の事はとやかくいえません。もっと高みを目指さないと!
今回の日記、激しく共感を覚えました。
昨日も書いたとおり、この国の構造はまだまだ中央集権。
ウワサで、財務省が人件費の10%にあたる地方交付税の削減を検討している…なんて話も。
確かに、この状況、大きな変革を迎えようとしているようにも思えます。
というか、今の体制がもう持たなくなってきていると言い換えた方がよいかもしれませんが。
どんな状況になっても、自分としては「地味だけどよい仕事をする」存在でありたいと、
改めて思いました。
さて、今朝も出勤!
>官僚は10%削減とか言わずに税収に連動させてやれば良いのか?
公務員の給料がGDP(GNP?)と連動してる国がありましたね。
役所・役人・公務員・官僚・政治家、何一つとして不要なものは無いですが、志を持たず個人的安定生活のみを考え
地域や国に「貢献」することを忘れ、一般人の意識から彼方に存在する公務員程馬鹿げた存在は無いと思います。
サービス業と同じなのに、対価が何処から来ているか分かっていない。
結局何かを変える力があるのは、志を持ちリスクを背負った起業家しかいないのかと。