新型コルベット超カコよい! ホンダのブース、とっても残念でした~
久々の「おおっ!」が新型コルベット。おそらく騒音規制をクリアするためミドシップにしたんだと思う(興味深いことにフェラーリやランボルギーニなどミドシップのスーパーカーは規制対象外)。初めて実車を見たのだけれど、超カコよい! アメリカだと700万円スタート(日本仕様は上級グレードで1180万円)。日本でも300台以上売れるんじゃなかろうか。
今回大不評なのがホンダ。誰に聞いても面白くないという。開発責任者を含む栃木研究所の人達も「なんでこんなっちゃんでしょう」と口を揃える。あまりに残念な感じだから関係者に聞いてみたら、どうやらモータースポーツ部長がこの分野のシロウトらしい。F1すら隅に追いやられていて、人の数が少ない。適材適所感の無い人事はホンダ最大の弱点だと考える。
むしろホンダ本体よりホンダアクセスなどの方が元気よい感じ。下のシビックは世界規模で未だ人気! そういったアンテナをしっかり持っている人がいるんだろう。少しモダンなドレスアップなんかして展示してあります。ホンダの人達はこの時代の楽しさや熱さを思い出した方がいい。新型フィットHVでスポーツモデル作ったらいいのに。やらんでしょうね~。
ホンダと同じく皆さんから残念だと言われていたのがマツダ。トヨタGRのブースなんか限定された人しか入れない金曜日の午前中の時点で、歩くのにも苦労するほどの人出。トヨタ関係の人もたくさん来ている。同じ時間にマツダのブースへ行くと、椅子を置いて休憩所にできるくらいガラガラ。クルマが好きな人へのアピールを全くできていない、ということです。
今回目立ったのはオフロードタイヤ履いた展示車が多かったこと。三菱自動車なんか展示車の大半がオフロードタイヤ。ダイハツですらオフロードタイヤ履かせたクルマを展示していた。ロードノイズと燃費を少し落とすだけで圧倒的な存在感を出せる。新しい流れをしっかり掴んでいると思う。東京モーターショーより自由なオートサロンは、いろんな側面が見えます。
土曜日は日産のエースドライバーである松田選手と次世代のスポーツモデルについてトークショー。松田選手、クルマ好きとしても有名です。2020モデルのNISMOを筆頭にR34など複数のGT-Rを所有。鉄道好きとしても高い見識を持つ。レーシングドライバーってレースにしか興味ない人が多いんですけど。松田選手のブログを見るとクルマ好き度がよく解る。
今晩21時からのラジオ日本『ドライブ・ア・ラ・カルト』はゲストに吉田由美さん。実はジャーナリストのなかで1番のモーターショー通であります。海外のショーを見に行くならどこがいい? といったあたりも聞きますでご参照に。私のノドの調子悪いため聴きづらいかもしれませんがご勘弁くださいまし。吉田由美さんは来週も出演です。
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