バドミントン桃田選手の事故、新興国では移動時につきまとうリスクです
バトミントンの桃田選手が遭遇した事故、新興国での移動では常につきまとうリスクである。日本のように労務管理されていても居眠りや疲労による事故は発生します。そういった規制があってないような地域だと(日本も以前は同じ状況でした)、全ての移動手段で不安。ちなみにマレーシアは日本の10倍というタイに次ぐ2番目に死亡事故率の高い国だ。
2列目に座っていたということながら、ケガの状況から考えると3点式シートベルトをしていなかったと推測される。事故車はハイエースそっくりの中国車で、通常のモデルなら3点式シートベルト付き。ただカスタマイズされたモデルだったら付いていなかった可能性あります。そんな状況で追突事故に遭遇したなら、身の安全は神のみぞ知るといった感じ。
不幸にもドライバーは亡くなった。追突速度の高さもさることながら、追突したトレーラーの下側に乗用車の潜り込みを防止するためのバンパーが装着されていないのも要因かと。低い位置にリアバンパー付けておかないと、トラックの荷台後方が追突したクルマの運転席/助手席を直撃しますから。もし新興国でクルマに乗るなら、助手席は避けておくことをすすめる。
いずれにしろシートベルトがあれば必ず装着すること。事故に遭う確率高いです。シートベルトの無い車両だって珍しくない。その場合、絶対寝ちゃダメ。常に前を見て、危険だと思ったら飛行機の事故防御姿勢を取ること。横転したりすればいかんともしがたいが、今回の事故程度ならダメージを最小限に抑えられた可能性あります。桃田選手の快癒を願います。
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