嗚呼。やっぱし
さて。今回のミッションだが、ベストカーのタイ版が創刊される。自動車好きの多いタイでは、すでに改造/チューンナップを主体とした『オプション』のタイ版を販売しており好調。そこで自動車そのものや日本の文化の紹介にチカラを入れたベストカーを創刊しようということになったらしい。
タイベストカーのロゴ
創刊するにあたり賑やかにやりたい、とテーマを探していたところ、折しもタイで最も大きなモータースポーツイベントであるバンセンのレースが昨年の洪水で今年2月に延期となっていた。そこに勝股兄の知り合いのカート上がりでヴィッツレースに出ている20歳の和田亜里沙選手が出るという。
右が女優さん。顔出し写真はベストカーで
何とタイの女優と組んでの出場だとか。すると「タイじゃ有名な国沢は出ないのか? 取材をしてきて欲しい」。そうきたか。冗談半分でタイに連絡を取ってみたら「出ましょうよ」。あらら? そんなこんなで10日前に突如私もバンセンの4時間耐久レースに出場することになった次第。
これは日本のロゴ
ということでレース本番。スタートドライバーは、タイのGT300にあたるカテゴリーでホンダS2000に乗っているジャズさん。私らの乗るクラスはスリックでなくスポーツタイヤ。車種は一番速いのが軽いフィット。次がヴィッツ。フィットの4ドアでヴィオスとなる。予選は真ん中くらいと頑張った。
私らオレンジジュースカラーの66番
ジャズさんが45分担当。そしてヴィオスのオーナーであるジャズさんの友達にチェンジ。この人はレース6戦目。ただオレンジジュース屋さんのスポンサーを引っ張ってきて今回5台くらい走らせているやり手です。猛烈な暑さと、6戦目にして公道レースは厳し過ぎる修行。30分の予定を5分早めてピットイン。
ヴィオスのオーナー
大あわてで用意し、私の番でございます。外気温34度。暑さに慣れているタイ人ですら下りて来るなりフラフラになってる。送風ダクト類無く、車内にほとんど風が入ってこないことを確認してあるので、とりあえずスタート前にスポーツドリンクを1L飲む。ラリーで暑さにゃ慣れてると信じてコースイン!
フォードも出ている
するとあらま! 亜里沙ちゃんが目の前。ちょうど全コースにイエローフラッグ。続いてペースカーラップなった。3ラップほどコース確認を兼ねて流す。やがてペースカー入ってレース再開! とりあえず昨日も公道が怖いと言っていた亜里沙ちゃんを抜き、今回の目標だった2分19秒台を目指す。
白いフチ取りがコース
ペースカー上がりのレース再開とあり、後ろから速いクルマは来るし、遅いクルマにも引っかかる。5ラップくらいクリアにならず。やっと前後にクルマが居なくなったので少し攻めてみたら車載のストップウォッチで2分19秒23。不安なブレーキを考えればこんなモンで上等でしょう。30分経過し暑さも問題なし。
するとどうよ! 大問題発生。スポーツドリンクを飲み過ぎたせいか、おしっこしたくなってきちゃいました。路面でバウンドしまくるのだけれど、徐々にヤバくなってきた。ドライバーチェンジまでもう一頑張り。果たしてどうなる?
<おすすめ記事>
ベストカーのタイ版、創刊、おめでとうございます!
いいですね。
目の付け所が!さすが!
ところで、師匠。
おしっことな!
それは、もう、爆走ですな!きっと!
面白い展開!
と言ったら、叱られますけど。
次号に期待。
果たして結果は?
おしっこ〜w、やっちまったか〜(^▽^;)