このタイミングでクルーズ船に乗ってきました~

私のアタマの中は90%の好奇心と8%の安請け合い精神、その他2%になっている。ということでダイヤモンドプリンセスが大きな問題となっていた2月14日からクルーズ船に乗ってきました。おそらく中止になるだろうと思ったけれど、今回乗る『ノルウェイジャン・ジュエル』というフネの航行状況を見たら、1週間前になっても予定通りだと書いてある。

フネの航行場所が解るサイトを見たら、ノンビリとニュージーランドを巡ってる。そればかりか現在夏の南半球はクルーズのTOPシーズンだったりする。ニュージーランドとオーストラリア東海岸だけで10隻近いクルーズ船が予定通り走り回ってます。クイーンエリザベスや、スペクトラムオブザシーのような著名なクルーズ船も。コロナどうした?

そうこうしてるウチ、2月14日を迎えたので乗船と相成った。ダイヤモンドプリンセスのように降りられなくなったら、船内からレポート送れば仕事になります。倒れるときも前のめりです。ちなみに中国と香港、マカオ籍の人は強制キャンセルになっている。受付の際「14日以内に中国へ行ったことがあるか?」と聞かれ「ない」と答えたら全て終了。体温も測られず。

ダイヤモンドプリンセスの件があったのでガラガラかとなればそんなこともなく、居なくなった中国人の分はオーストラリアでチケットを安売りしたという。ほとんど満船。受付に2時間くらい掛かったほど。加えて皆さん覚悟して遊ぼうとしているせいか、欧州などで発生している東洋人ヘイトの類いも一切無し。いつも通りのクルーズになった。

今回のフネはノルウェイジャンに属しており、292m/9万3千トンとなる。日本人に馴染みのあるハワイの『プライド・オブ・アメリカ』と同じクルーズ会社です。フネの大きさは290m/11万6千トンのダイヤモンドプリンセスと同等。乗客/乗組員は2200人/1000人だ。クルーズ期間は14泊15日。新型コロナ感染者が居たり感染させたら十分発症する時間がある。

今回少しばかり特殊なスケジュールになっており、チェクインした14日はそのまんまオーバーナイト。つまり1度キャビンに荷物を運んだら、15日16時の出港時間まで自由。乗るときにはイミグレーションを通り出国したのだけれど、フネへの出入りは自由(セキュリチェックのみ必要)だという。16時くらいに乗船したので晩ご飯です(食事は3食自由にとれる)。

さすがにブッフェは十分対策している。入るときのアルコール殺菌を必ず指示されます。さらにトングから移る可能性大きいということで、食べ物は指をさすと持ち場のスタッフが盛ってくれる。調味料やコーヒーなど飲み物の類いさえ全てスタッフ。少し面倒ながらダイヤモンドプリンセスも出港時から対策していればずいぶん違っていたかもしれません。

15日のお昼はシドニー在住の小野君とブルワリー(ビール工場)。タンクの横でビール飲みながらお昼を食べられるという。6種類のビールを試せるセットとオージービーフの美味しいハンバーガーなど。とりあえずシドニーはあまり大きな騒ぎになっていないそうな。マスクして歩いている人など皆無に近い。山火事も一段落してよかったよかった。シドニーもマスク少なし。

定刻に出港し、40時間航行。次の寄港地はタスマニアのバーニー。ペンギンで有名な小さい街で、街中まで無料シャトルが出ている。いくつかの観光スポットもあるようだけれど、いかんせん2000人以上の観光客を受け入れるキャパシティなく、あっという間に満員。街中のカフェでお茶飲んだり買い物したりお昼食べてノンビリ過ごすのがいいと思う。つづく

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