小日本
中国のデモ隊のバナーを見ると、よく『小日本』(シャオ・リーベン)と書いてある。日本人の蔑称だ。よく「日本という国が小さいから」などと曲解されているけれど、この蔑称、卑弥呼の時代にさかのぼる。そもそも中国は日本人のことを『倭人』と呼んでいた。『魏志倭人伝』って、邪馬台国を訪れた中国人が書いたもの。
当時の日本列島には顔に入れ墨をした蛮族(縄文人)が住んでおり、すでに文明を持っていた大陸のインテリからすれば未開人扱いだった。ちなみに『倭人』という文字の意味合いは「チビっちゃくてアンポンタンな奴ら」となる。酷いのは『倭の奴国王』という表記。贔屓目に訳しても「野蛮人の親玉」だ。
「邪馬台国」という文字だってメチャクチャでしょう。『邪』は「心がまがっている」とか「よからぬこと」といった意味を持つ。我が国の先祖様もこういった汚い文字の意味に気づいたのだろう。意味の悲しさに気づいて「倭」に違う解釈を付けた学者も少なくない。倭をキレイに表現するの、日本の辞書だけです。
不思議なことに『倭』を良い意味だと思っている日本人もいたりして。中国のインテリに「なんで日本人は倭という文字を自ら使うのか?」と聞かれたことがあります。「小日本」は倭人の意味そのもの。なのに小日本と言われてもピンとこない。アメリカ人が使う「ジャップ」などよりはるかに深い意味を持つのに。
ちなみに韓国語で日本人の蔑称は『ウェノム』。ウェは倭の字からきてます。朝鮮半島も中国からすれば蛮族の国だった。ただ中国人からすれば倭人より少しマシだと思っていたようだ。したがってウェノムも中国語の小日本と同じ意味を持つ。日本人なら日本人の蔑称と意味くらい知っておくべきです。
私のアタマの中は「興味」が煮立っているので、中国で学のある人に「私は背が大きいので小日本と言われてもピンときませんね〜」と言ってみたら「そんな言葉は使うモノじゃありませんよ」と、たしなめられた。教養のある韓国人に「ウェノム」の意味を聞いた時も「そういう言葉を使っちゃいけません」だって。
考えてみれば教養の低い人間ほど簡単に怒り、暴力的になる。中国人や韓国人だってソフィスティケートされた人間はそう簡単に怒らないです。日本人も同じ。簡単に怒るようじゃそこらのチンピラと同レベル。怒るときは冷静かつ、効果のある手を考えるべきだ。暴力や怒りでなく、じっくり戦う方策を練りたい。
さて。本日は尖閣水域が一触即発の状況になるかもしれない。まぁ私でも中国の出方は予測出来ていた。自衛隊や海上保安庁にはもっと優秀で情報を持っているスペシャリストがそろっていることだろう。もし出し抜かれて上陸されるようなことがあれば、そらもう日本側も容認したと認識すべきだ。
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Audiにはがっかりしました。
日本語
「日本人全員を殺す、それで自分たちがどうなろうとも尖閣の領有権は譲らない」
http://www.news30over.com/archives/6614268.html
http://i.imgur.com/UDVzR.jpg
正規ディラーと思います。
身の安全のためとは言え、ここまでとは。
本社から注意とか無いんですかね。
内容が内容なのでこれはちょっと拙いですね。
Audi本社もAudi日本も対応に苦慮している事でしょう。ドイツ人スタッフが居るのか否か判りませんが、もし居るとしたら彼等も周りの中国人の中で怖かったんじゃないでしょうか?
第二次大戦の敗戦時に中国内陸部の諸都市に残された日本人程ではないにしろ。
ここにきていろいろ情報錯綜中。
タイミングの悪い野田政権なのか
官僚の書いたシナリオ通りまんまと国家主席のメンツを潰した作戦なのか
どちらもうむうむ。
表に出てこない何かが複数でうごめいている。
この後、何が生まれてくるのか。
わからないですねぇ。
まあ“我が身可愛さ”と言う事でしょうか。
海外資本に勤める中国人、自分を守るのに精一杯。
言わせておけば良いのでは?
(末端の人間は、上から言わされているだけの者なん
で、自分の意思を持たない。
強制送還された例の漁船の船長みたいなもの。)