スープラ、デザインがやっぱしムンクだ! 多田さんが引退したら販売台数半分以下になると思う

昨日、GRヤリスだけでなくスープラの年次改良モデルにも試乗した。これまた近々試乗レポートをお届けするけれど、考えてみたら写真を撮ってない! GRヤリスの写真はたっくさん撮ったのだけれど、スープラ無し! どうやら潜在意識的にデザインを受け付けないようだ。とはいえスープラのコーダトロンカ風デザイン、大好きな人も少なくないだろう。

ということで広報写真

私も慣れるかと思っていたが、やっぱり厳しい。好きなトコロを見つけられないのだった。一方、多田さんらしくクルマの仕上がりはハッキリ良くなっている! 運転席に座ってしまえば外側は見えないし~。試乗後、多田さんに今回の改良点を聞いたが、納得するばかり。スープラの販売台数の半分は、多田さんのクルマ作りに賛同した人が買っていると思う。

もっとハッキリ言えば、多田さんがスープラを語っている間、このクルマの輝きは落ちない。でも多田さんも63歳。引退したら、スープラを語れる人は居なくなるんじゃなかろうか。ここはスバルの辰己さんのように「生涯現役!」くらいのポシジョンであって欲しいと強く思う。それこそ自動車文化の奥行きでしょう。外国のメーカーに行くと元気の良いジイさん達が居ます。

ちなみにスープラがピカソやムンクのレベルじゃなく、モネや東山魁夷くらいの”解りやすいデザイン”なら間違いなく私にとって「欲しいクルマリスト」の上位に入ってくることだろう。試乗レポートに詳しく書くけれど、厳しい燃費規制の時代なのに「燃費は気にしない」(悪くないです)。厳しい騒音規制の時代なのに「音の気持ちよさを追求しました」。多田ワールドです!

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