アテンザ(クリスマス)
10時から子安のデザイン事務所をベースに新型アテンザの試乗会。CX-5の時と同じく、まずガソリン車のみの試乗でございます。今夜にでもアップされるオートックワンのレポートでも書いた通り、乗り心地は箱根のプロトタイプから少ししか進化していなかった。少し残念。価格も高いと思う。
カッコ良い
興味深かったのはアメリカで始まったスモールオフセット衝突モードへの対応。開発末期に「対応せにゃならん!」ということで急遽手を加え、クリアできているという。アングル材など追加し14kg増えたそうな。日本仕様はどうなのか聞いたら「間に合わず未対応です」。今後の市場の要望で日本仕様も考えるとか。
センサーが5つも付いてる!
フロントガラスを見たら凄いセンサー類。左上からオートワイパー。下がCCDカメラ。右上はレーザーの発光部で下に受光部。さらにフロントグリルのマツダマークの中にはミリ波レーダーといった具合。クルマもセンサーだらけになってきた。進化の方向としちゃ「あり」だと思います。
子安のデザインセンターの前に貨物線があるのだけれど、ちょうど踏切鳴り始めた。どんなん来るのかと思ったら、コドモの頃の新鋭機であるDE10。番号を辿ると昭和46年製造だから、41年前の機関車だ。ダイハツも開発に関わった6気筒ディーゼルをV12に仕立て直した61リッターの1250馬力を搭載。
まだ現役なのね!
40年間も技術が進化していないということか? 最新の技術でディーゼル機関車作ったら燃費半分になると思うけれど、残念ながら需要無し。貨物を運ぶ手段としちゃ最も熱効率良い鉄道ながらインフラの維持にお金掛かるし、関係者のアタマも古すぎる。現代の物流にゃ組み込めないということなんだろう。
クラウンの発表会には間に合わず、年末の買い物のため入間のコストコへ。クリスマスなのでアウトレットが混んでいるかと思いきや、ガ〜ラガラでした。
<おすすめ記事>
初めて投稿致します。ディーゼル機関車も構内入換用途のDE10に置換を計るべく、ハイブリッド機関車が開発されましたね。http://www.toshiba.co.jp/sis/railwaysystem/jp/products/locomotive/pdf/type_hd300_diesel_hybrid_shunting_locomotive.pdf
リチウムイオン電池はGSユアサ製です。
センサーだらけのクルマ・・・。
数が多けりゃ、故障も増えるでしょう。
だから、きっとセンサー類は集積され
統合していくでしょうね。
でも、それは日本は得意とする分野。
可能性を感じます。期待大!
衝突回避等の安全性で
世界に大きく売り出すチャンスでもあります。
って、甘いかな?
新型マツダアテンザの初期受注7000台、おめでとう!
何でもその中の8割が「力業」ディーゼルだとか。
ミニバンと偽善エコに汚染され尽くしたはずの我が国市場にも「良い物を見る目」が残っていたのだとすれば慶賀したい。
さて新型クラウン、同車のハイブリッドがそんな「話題の新メニュー」ディーゼルに対峙するほどよく出来たものかどうか見守る価値あろう。
「ディーゼルのマツダvsハイブリッドのトヨタ」の対決は大いにエキサイティングだと思うが、同時に今後は「ダウンサイジング・ガソリンターボのトヨタ」でもあってもらいたい。
安全性で国内外で差をつけるって、その昔、問題になりませんでしたっけ?
マツダには国内ユーザーの命を軽視せず、早々に米国向けと同じ対策を国内向けにも適用して、そのことを大々的にアピールしていただきたいですね。