ネオチューン

打ち合わせのためサンコーワークスの喜多見さんと二人で山梨の小澤ガレージへ。喜多見さんと話をしてると興味深いことばかり。例えば現行アルファード。初期型はダンパーの動きが渋くメチャクチャ乗り心地悪い。特にリアサスの動きに問題を抱えており、2列目シートや3列目シートに座ると強烈だ!

しかし途中から柔らかくなっている。私はてっきり年次改良などで変えたのかと思いきや、突如変わっているそうな。しかも! 部品番号まで同じらしい。この手の改良、ベンツなど普通に行う。同じ部品番号のまま、改良された内容になっているのだった。アルファードのダンパーは、減衰力を変えているという。

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お昼は長坂名物だというトンカツ屋

法規的には問題ありません。ただ初期型に乗っている人がダンパー交換したら後期型の柔らかいタイプになっちゃう。相当鈍いヒトですら「全然違うクルマですね!」かと。ネオチューンすると劇的に乗り心地の質感が高くなる先代アウトバックも、同じパーツ番号で3種類のダンパーがあるのだとか。へ〜!

はたまた、現行プリウスの後期型のダンパーは中国KYB製になったとか、3代目プリメーラの初期型モデルはリアダンパーにマルゾッキ(伊)を採用してるとか。専門分野に対する知識の深さじゃ小澤さんや、ポリッシュファクトリーの及川さんと共通する”凄さ”があります。勉強になるなぁ。

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ほぼ修理完了!

参考までに書いておくと、現行型も先代も「アウトバックはネオチューンで乗り心地が劇的によくなる」とクチコミで広がっているそうで、急に顧客が増えてきたらしい。なるほどアウトバックにゃビルシュタンの設定無い。複筒式のダンパー(大半の日本車がこのタイプ)であれば、乗り心地は大幅に良くなるという。

私のインプレッサがやっと修理終了となる。思った以上に大きな衝撃を受けており、私と木原さんの首筋一つ痛くない、というのはラッキーだった。このインプレッサ、幸運の元に生まれているのかもしれません。ニンゲンもクルマも出会いだ。トシ取ると「運」と言う非科学的な存在が絶対にあると思えてしまう。

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5 Responses to “ネオチューン”

  1. vwD より:

    ワーゲン とスバルは死亡事故は少ないらしい。
    自分もレオーネバン1400cc60kmh走行のまま
    5m下の側溝の角にリアぶつけて
    ホイル1本のみの損傷で済みました。
    その後20万キロまで何も無く走りました。
    山梨はおいしい素材が有るのだが
    おいしい店は無い
    豚はワインの絞りかすで育った
    富士桜ポークというのが有るのだが 300円/100g程度か
    おいしいと評判になった店聞かない。

  2. 流石(石川流星) より:

    初めて投稿します。
    情報の多さにいつも感心して読んでいます。
    ショックアブソーバーの件ですが、品番が同じで性能の違うパーツがあるとすると、左右で減衰力の違う足回りになってしまう恐れがあると言う事でしょうか。とても怖い事と思われますがどのように考えますか。

  3. アミーゴ5号 より:

    いよいよ、インプ出撃でヤンスね!
    (・o・)ゞ

  4. applefanjp より:

    インプ、直ってよかったですね!
    いいなあ。
    タイの皆さんが待ってますよ!
    もちろん、自分たちも応援します!ぜひ!

  5. Tomi@群馬 より:

    インプが直りましたね。博物館に展示するのでは
    無いでしょうから、またタイへ行きましょう。
    ( ^ω^ )

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