ホンダ倉石副社長ってどんな人?
昨日のホンダ倉石副社長の件、初めて登場する人物ということもありもう少し詳しく知りたいという人が多かったので紹介します。自動車メーカーは世界中でクルマを売っているけれど、国や地域の事情や状況、景気など違う。トヨタの如くそれぞれ上手にハンドリングしていけばいいのだけれど、当然ながら失敗だってある。良い方向にコントロールしていくのが経営陣だ。
ホンダの場合、アメリカと日本、中国、新興国、欧州+オセアニア、2輪の6人兄弟だと思って欲しい。今まではお父さんが6人の子供の様子を見ながら、仕事上手く回ってなければカバー。利益上げている子供からは「他に回してね」と采配してきました。今でもトヨタなどはそうやってる。同じ家族ですから。けれど倉石ホンダは違います。「それぞれ独自に生きろ!」。
失敗しちゃったトコロは見捨てられるワケです。まぁ欧州+オセアニアと日本ですワな。中国とアメリカ、2輪についちゃモミ手でナニも言わない。「好きにやってね~」である。インディやモトGPだって何ら制約無し。方や日本についちゃ「自分で採算を取れ!」。100歩譲って厳しいけれど最後はカバーしてくれる、ってんなら良い。けれど徹底してドライに見える。
スバルは長いことホンダと同じようなことをやり、国内が厳しくなっていた。けれど何もしなかった開発TOP引退し、新しい体制になってから生まれ変わり新型レヴォーグに至る。三菱自動車も新体制になり良い方向に動き始めると思う。日産はすでにトンネルの出口見てアクセル全開するだろう。マツダとホンダの国内(欧州も)はどこまで沈んでいくのか?
暗い話はここまで。12日(夜)の21時からJスポーツ3でWRC最終戦モンツァを放送します。日曜日の夕方など合わせて6回再放送されるため、都合の良い時に御覧下さい。WRC史上最悪に近いコンディションで行われたラリーとあってたくさんクルマ壊れます。ただ高速じゃないためケガ無し。安心して見ていられると思う。自分じゃ絶対コワしたく無いです~。
ラジオ日本の21時は旧知のオクタン日本版編集長堀江さんがゲスト。堀江さんがカーセンサーの新人だった頃、アメリカのウイロースプリングスで出場したレースのマネージャーやってもらいました。モーターホーム持って行ってサーキットに泊まり、バーベキューやったり野球したり。楽しかったなぁ。堀江さんにお金持ってるクルマ好きの話を聞いてみたいです。
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