ホンダジェット激賞級の成功。三菱MRJ(スペースジェット)甘い設計で人員9割削減に

すでに報じられている通り、三菱スペースジェット(従来MRJと呼ばれていた)は事業継続が出来ず事実上の凍結にすることを発表した。状況を見れば当然のことだと思う。当初予定だと2011年初飛行。2013年初号機をローンチカスタマー(最初のお客さん)であるANAに引き渡すことになっていた。しかしトラブルの連続により初飛行が2015年11月と当初予定より4年も遅れてしまった。

さらに、続く飛行テストで負荷を掛けていくと、カーボンコンポジットからアルミに変えた主翼の強度不足が判明! 飛行機の主翼は飛行機そのものといってもよい。この時点でさらなる大幅な遅延が避けられなくなったと思う。同時に電子制御関係の問題まで発覚。2013年時点なら世界で最も燃費の良い機体というセールスポイントを持っていたものの、すでに優位性無し。<続きを読む>

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