ラリー初日

イキナリ大ピンチになってしまった!

いよいよラリーが始まった! レッキで改めて感じたのだけれど、電気自動車にとって超ニガ手な地形であります。満充電状態で伊香保をスタートして20,6km離れた『Akagi1』へ向かったのだが、渋川からキツい登りのため、Akagi1のスタート地点で電気容量セグメントが2つも減ってしまった。

しかもAkagi1は3分の2くらいがスンゴイ登り坂。ベタ抑えに徹す。登り坂区間なんか最高50km/h。なのに6,6kmのSSでセグメントが2つも減ってしまった。Akagi1からSS2までもキツい登り。さらにSS2はアップダウン凄い上、11,2kmと長い。これまたベタ抑えで走ったものの、容量セグメント残り4つ!

次の充電まで伊香保へのキツい登りを含めて25,2kmもある。ヤバイっす! 案の定、伊香保への登り坂でグングン残量が減っていき、ついに走行可能距離は「いつ止まってもおかしくありません」の横線状態。それでも今までの経験値をフルに活かして何とか辿り着く。SSで少しペース上げたら届かなかった。

タイムも酷い! SS1はダイハツ・エッセに47秒も引き離されビリ。SS2もエッセに1分16秒という途方も無い差。筑波サーキットなら10周のレースでラップ遅れになっちゃう。充電後はギャラリーの前でのスーパーSS。ここで初めてアクセル全開! 何と! エコタイヤにも関わらず後ろにSタイヤのBRZも居る!

Ss31

ギャラリーステージ

嬉しいことにギャラリーの皆さんから歓声を頂く! やはり電気自動車の走りって異質らしい。そらそうだ。タイヤのスキール音しか聞こえませんから。ラリー車だと賑やかに鳴くブレーキも、BRIGの「静かで効く」タイプ。タイムも出たし、イッキに気分が上向きになる。ただ問題は次。

4つ目の榛名ダウンは、基本的に下り坂。ただスタートしてから1、5kmほどは登り坂の直線が続き、アクセル踏めば120km/hくらい出るのに60km/h。下り坂になってから攻めるも前半の遅れが取り戻せず。エッセとの差は24秒にまで縮まった! 少しずつ良くなってきたぞ〜!

そんなこんなで1日目は生き残りをメインに置いた厳しい戦いに。充電間隔が短くなるため、アクセルを少し踏めたセクション2はタイムも上がり、何とガソリン車の背後に迫れようになっていく。セクション3についちゃ激しい雨&雷。真っ暗で補助灯無しの上、デフロストも付いていないのでお手上げ。

走り切っただけで100点と考えます。続く。

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ラリーが終わったので見たかった「風立ちぬ」をレイトショーにて。126分という長い映画ながら、30分くらいにしか感じず。素晴らしいとしか言えない! されど「これは批判多いだろうな」と思う。なかでも今までメルヘンの世界に逃げ込んでいたニートの人達からすれば「フザけんな!」の世界かも。

だってテーマは徹底的に前を向いた人間ですから。才能や頭脳、体力、会社での恵まれた待遇、抜群の育った環境、そして素晴らしい女性。関東大震災も戦争も関係なしの集中力。いろんな場面に出てくる「冴えない普通の人」との対比も鮮やか。主人公と,その仲間だけ特別だ。、

前向きの人が見たら「自分も頑張ろう!」となるものの、トトロの如く「癒やし」を求めていた人は、現実に直面しちゃう。また、技術に興味の無い女性や子供も解らないと思う。オトコだって文系の原理主義者にとっちゃ全く納得出来まい。頑張っている技術系の、しかも夢のある人にしか理解出来ないだろう。

生き方の価値観の問題なので、内容についてロンギしても意味無し。ダメな人はダメだと思えば良いです。唯一の「う〜ん」はキュウロクが客車を引っ張っていること。関東大震災時代であれば、100%ハチロクだったハズ。夢のシーンなら全て目をつぶるけど、試写で誰も指摘しなかったのか?

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3 Responses to “ラリー初日”

  1. contra より:

    そもそも9600は貨物用ですものね。。。でも見に行きます。

  2. ナベック より:

    「風立ちぬ」、妻は何度も一杯泣いたと言ってました。
    女性は観点が違うので、別な楽しみ方があるところが良いですね。
    国沢さん、シアター1でしたか?
    あそこのシアター1は音響が良かったですね。

  3. ひらら より:

    モントレー楽しかったです。モーターの潜在能力は高いはずです。マン島TTでも電動バイクが速い時代なのですし。
    風立ちぬ観ました。実はこれが宮崎氏本来の世界観だと思いますよ[E:up]。偶には大人向けのジブリがあっても良いはずです。

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