「ラリーの呼吸。弐ノ型」。少しばかり通向けの話題です~
WRC2戦目のアークティックで「WRC+」に於いて全ステージのテスト中継をベストカーの本郷君とライブ解説したのだけれど、スンゴク面白いラリーでした。下の写真、全集中状態となっている「ラリーの呼吸。弐ノ型」でございます。この車載動画見て「血筋ってすげぇな!」と感心した次第。ラリーファンなら誰だか解りますよね! 直伝かと思ったほど(笑)。
ということで下が「全集中! ラリーの呼吸。壱ノ型」。ソルベルグ、日本で最も人気のあるラリードライバーです。ソルベルグJr,は今回初めてのWRカーだったのだけれど、日を追う毎に速くなっていった! 若いって素晴らしい! 余裕のTOPだったタナックを除き、ほぼ全員がフルアタックした最終ステージ、ゴール直前までオジエとどっこいのタイムでしたね!
初めてのWRカーですよ! しかも超高速のスノーラリーときた。また、お父さんソルベルグと同世代のドライバーであるロバンペラのJr,も今回大活躍! フルアタックの最終ステージで見事ベストタイムを叩き出した! 良いライバルになると思う。出来ればヒュンダイじゃなくトヨタに乗って欲しいです。エバンスが引退したらソルベルグJr,をぜひ起用して欲しい。
加えて我らが勝田Jr,も素晴らしい走りを見せましたね! これまで日本人ドライバーにとってあまり相性良くなかった超高速のスノーラリーということで、ステージ1つでも光るタイムを見せて完走出来たら100点だと思っていたら、初日から「あらま!」。TOPドライバーと互角の勝負になってる! しかも大きなミス無し! 勝田、R5よりWRカーの方が乗りこなせてます。
圧巻は最終ステージだった。おそらくラトバラ監督から「好きに走って良し!」という指示があったのだろう。22,5kmという短くないSSなのにロバンペラからわずか6,3秒差のタイムを出したのだった! トヨタの次期エース候補であるエバンスと0,7秒! 今シーズンはヒュンダイの育成ドライバーであるルーヴェやソルベルグ、Mスポーツのグリーンスミスとの戦いが楽しみだ。
今回「ありゃりゃ!」だったのがタナックのヘルメット。写真を入手出来なかったのだけれど、上のような色合い。少し帽体大きい感じだし。
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