GT-R
袖ケ浦サーキットで行われた2014年型『GT-R』の試乗会へ。話を聞いて「あらま!」。コペ転しちゃいました! GT-Rって今まで「普通のグレードで世界一速くニュルを走れるクルマ」を目指していた。私は「ポルシェだって普通の911とGT2RSを一緒にするなんてことは絶対しない」と考えている。
ニュルのタイムアタック車もあった
ニュルで速く走りたい、という夢は素晴らしい。でもそいつぁ格闘技で世界一になろうとしているようなモノで、いろんな犠牲を伴う。そもそも街乗りで楽しいクルマにゃならんです。何度「速さとクルマの魅力は違う!」と言い合ってきたことか。全く折り合いませんでしたね。GT-Rが売れない理由の根源だと考えてます。
こいつはボンネット後端のフレア
そしたら2014年モデルで大きく方向を変えてきた。速く走るクルマと普通のGT-Rは違ってOK! ということになったのでございます。上はニュルのタイムアタック車に付けられたボンネット後端のフレア。下はGT500などにも採用されているフェンダー後部の小さいウイング。
けっこう効くとのこと
詳しいレポートは12月10日売り号のベストカーと、近々アップのオートックワンの動画で。クルマだけでなくブレーキなど補修部品の価格や、保証の内容まで変えてきた。最初からこういうGT-Rにしたらもっと売れたことだろう。水野さんの功績は大きいけれど、同じくらいのマイナスもありました。
終了後、東京モーターショー会場で行っているオートックワンの『カーソムリエ』という若手育成プロジェクトのセミナーへ。若手に期待するとガッカリしますが、かといって捨てたもんじゃないです。そもそもクルマ好きが増えてきた。大人の経験をどうやって伝えて行くかだと思っています。
自衛隊のフィリピン支援ミッションが本格的に動き出した。日本のメディアは活動状況をあまり報じないけれど、中国や韓国のメディアを見ると「やられた!」という反応。めちゃ悔しがっている。現地で相当高い評価を得ているようなのだ。日本のメディアも自衛隊の活躍ぶりをもっと伝えて欲しい。
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