大型トラックの制限速度90km/hへ。愚かな有識者達です。私なら流れの速度を揃えます
大型車の速度リミッターが現在の90km/hから100km/hになる。当初20km/hアップの110km/hになると言われていたことを考えると、少し無理は無くなったかもしれません。というのも現在の大型トラック、90km/hくらいまでの速度レンジで最も燃費の良いセットアップになっている。110km/hになると燃費が大幅ダウン。カーボンニュートラルの逆を行ってしまう。あんぽんたんだ。
ただ制限速度を10km/h上げたって巡航速度は10km/h上がらない。今回10km/hアップを決めた識者の先生方も東名道を走ってみれば解る。10km/h上げて東京~大阪間で5km/h上がれば御の字。500km走って17分短縮出来るだけ。むしろ80km/hくらいから加速するケースが増えるため、燃費は100km/h巡航よりがっくり落ちてしまう。500kmだと2500~3000円余分に掛かる。
二酸化炭素排出量は10~15%増えます。せっかくトラックの燃費、良くなったのに台無し! 社会全体の損失コストを考えたら愚かです。有識者と呼ばれる方々の会議、参加してなくたって内容は解る。「20km/h上げるのは技術面でも安全面もハードルが高い。だったら間を取って10km/hにしておきましょう」かと。そこには実証もリアルワールドもヘチマもナスも無い。単なる机上の論議だ。
私なら最初に現在の90km/hリミッターでの平均走行速度を入念に調べる。おそらく平均80km/hにも遠いと思う。続いて実際に走り、90km/hに届かない理由をチェック。その中で速度リミッターの速度を90km/hのまままにしながら平均速度を5km/h上げる方法を考えるだろう。例えば「制限速度は今のままでいいから追い越し車線に居座るクルマの取り締まりを徹底的にやれ」です。
90km/hリミッターの大型トラックで走ってみると解るが、たびたび遅いクルマに引っかかる。だったら基本的に全車90km/h巡航とし、原則的に追い越し禁止とすればいい。その上で遅いクルマを追い越す条件を「追い越される車両との速度差を10km/h付ける」。現在、速度差1~2km/h差でも抜こうとするトラック多く、結果的にそれが原因で後続車など連なり、流れの速度が落ちてしまう。
もう少し物理的に流れを均等化してやればよい。速度リミッターを10km/h上げるより容易だと思う。しかも無駄なアクセルのオンとオフが無くなるため燃費だって良くなると思う。警察も国交省も経産省も環境省も、チームになって安全と効率と環境問題に取り組む気持ち無し! と書いても相手はダイハツやVWジャパンよりもっとタチが悪い。国民に犠牲出たって平気ですから(泣)。
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確か、高速道路などの渋滞を研究している大学の先生がいたはず。
その先生に、今回の決定について聞いてみたい。
トラックが100km/h走行となるとご指摘通り追い越し車線居座る遅い車の違反取締必須ですね。
最低スピード維持義務も100km/h路線なら80km/h位にするべきです。
遅い車への対応が焦点になります。
流れに乗れない&乗らない運転者には罰則規定変更して取り締まる事が安全にもつながると思います。
期待はしてませんょ、、、