新型アコード、日本でも発売! 価格なんと544万9400円とな! まぁ良いクルマではあります
すでにアメリカや中国などで先行発売されているアコードを日本でもリリースするという。今回試乗したのは日本仕様のプロトタイプ。といっても”ほぼ”このまま出てくると考えていいと思う。さて。クルマの場合、大ざっぱでいいから価格が解らないと評価しにくいが、アコードは544万9400円とな! 日本だと高額車の価格帯に属す。
といった観点からクルマを見たらいかがだろう? そもそも論で言えばアメリカに於けるアコードって、ミドルクラスに属す。日本とアメリカの平均年収を調べると、データベースによっても違うけれど500万円vs1000万円といったイメージ。実際、アメリカ人と話をしてると、シビックが200万円。アコード250万円といった感覚のようだ。文字通りミドルクラスですね。
アコードをしっかり理解するため、もう少し続けよう。日本で本格的なハンバーガーを食べようとしたら、東京でもホンダの開発拠点である宇都宮でも1000円くらいだと思う。されどインバウンド人気のニセコ(北海道)では2000円のハンバーガーなど当たり前。少し手間の掛かった内容だと3000円だって珍しくない。<続きを読む>
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1996~7年にアコードワゴンを270万で買いました。
自分にとっては清水の舞台から飛び降りる思いの価格でしたが、バッチリ倍じゃないですか・・・
6年乗って下取り60万で手放しました。
3月3日、既にディーラーには現車が届いており、一通り拝見しました。
価格は教えてもらえませんでしたが、おそらく500万以上ですとのことでぐるっと見回し、運転席に座り・・
もう一度下りて見回し・・・
う~ん・・・このデザインに500万以上はいかがなものか?デザインのノリが10年前かしら?
アメリカンにはうけるでしょうけど、私が財布を開けるにはオーラが全く足りない印象でした。
クラウンスポーツみたいなオーラがだせんもんかな?
どう思う?って書いてあるから書くけど、
アメリカンなデザインだなあ、と。
日本投入のニュース後に見かけたクラウンが、急に子供っぽいデザインに見えて笑った。
一旦値段の妥当性は置いておくと、初代からアコードのデザインをならべると、今回のはその系図に戻った感があり安心しました。ちょっと違うのは3代目のリトラと先代のデコっぱちグリルのモデル…。
評判のいいデザインは、トヨタ車のハンマーヘッドですが、クラウンが大きいプリウスに見えて実は苦手なんです(すみません)。
youtubeで平成初期のクラウン/セドリックのCMを見るとやっぱりみんながおお!と思ってくれる高級車ってこんなイメージだったよなと思うんです。その時のクラウンのイメージはGRセンチュリーあたりが引きついでくれているのかも。
日産にはそれに該当する現行車はもうないですね。そう考えると私はあえて売れないアコード(これが最後になるかもしれない)を日本で売るのは関連会社の重役対策の他に株主対策じゃないかと思うことがあるんです。デイトレーダとかを除く保守的な株主は、青山のホンダ本社周辺に走るアコードやオデッセイの個人タクシーにのって株主総会に行くとき「あ、ホンダは普通にやっているな。堅いな」とか思っているんじゃないかと(笑
日産はフーガ・シーマが終了しアルファード対策のエルグランドと孤高のスカイラインは残っています。NV200もタクシー仕様がありました。でもこれらのタクシーに乗って「ああ懐かしい車だな」思われているようでは日産大丈夫か→最近の株価低迷…という図が想像できます。
現状アコードのブランドは昔のインスパイアの位置にある(とディーラーは言う←むむむ?)というので、価格には目をつむり、新型アコードを支持します。というよりHEVのシビックが400万だし、500万円を飛び出す部分はほぼ消費税だから仕方ない!?かと思います。もちろん、子供のころ家にアコードがあった思い入れが判断を鈍らせてもいるでしょう。
良くも悪くも、キープコンセプトで堅い普通の車を抱えているのは、主にトヨタとホンダだけになってしまいました。クラウンシリーズもその維持のため一部のモデルが米国のアバロン後継のベースになり海外に販路を求めるらしいと聞きました。
そのへんをして、現代版デボネアのようなアコードがあっても良いのかナと思いました。