とても残念なことに国の方針なのか燃料電池乗用車はしばらくの間、開店休業状態となりそうです
燃料電池車MIRAIは乗ると文句なし! 本日、クラウンセダンのハイブリッドに試乗したけれど、MIRAIの方が圧倒的に静かで滑らかでドライバビリティは勝る(クラウンセダンの燃料電池も同じく素敵)。水素ステーションさえあれば、エンジン車と全く同じように乗れます。これほど優れた技術が、国の方針によって事実上の終焉を迎える流れになってきた。
4月1日からエネオスの水素販売価格が1kgあたり1650円から2200円になる(イワタニは依然として1210円のまま)。東京には名目上、19カ所の水素ステーションがある(3~4カ所はやってない時が多い)。このうち7カ所2200円のエネオス。しかも設備の更新が必要になり、高価な投資をしなければならないステーションを閉めていくというウワサも出てきた。
国は水素ステーションに対する厳しい規制を変える気配無し。当然ながら直近の2~3年で水素ステーション増えることなど考えにくい。私の家から15分の距離にある水素ステーション2つのウチ、東京ガス練馬はやってない時の方が多く最初から使い物になってない。高井戸はエネオスで2200円となりしかも明らかに不採算。おそらく閉鎖する候補に入っていると思う。
一番近いのが1時間の距離にある芝公園。10年経ってこんなです。東京ですら燃料電池車に乗れない環境になってしまう。カーボンニュートラルを目指す時代にナニを考えているのか。水素を1kgあたり400円以下で作れる技術も出来た。なのにホンキで普及させようという動き無し。参考までに書いておくと、アメリカも水素ステーションを閉め始めている。
アメリカの51州である日本も「右へならえ」です。ホンダは間もなくCR-Vの燃料電池PHEVを出すが、日本でもアメリカでも強い強い向かい風を受け失速することだろう。何よりMIRAIほど出来の良いクルマを二束三文にしてしまうことに悲しさを覚える。かくなる上は現時点で東京を超える34カ所の水素ステーションを持つ愛知県に燃料電池車を集中させ、生き延びる手を打つべきかと。
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最近シミジミ思うのは、マスコミでもネットでも、良い情報はどの程度の影響度合いかがわからず、悪い情報はいっそう誇張されるということです。
水素吸着合金の開発やら、水分解触媒の開発やら、再生可能エネルギーによる水素量産やら、切り取られた良い情報はいくつもありますが、インフラとしては将来展望しか語られないのが現実なのだと感じます。
まずは水素の法整備が肝心なのでしょうが、石油と原発の利権が邪魔をしているのでしょう。
更に、かつてトヨタがアメリカで干された時、具体的な根拠と正しい判断を出し続けた国沢さんが、水素は当面アカン!と言われるのですから、残念ながらガッカリするしかありません。
それでもですね、
燃料電池を逆サイクルで動かして、水分解を行う技術に、夢を見ております。
徳川300年の計に倣って、自民党300年を模索してますね!
地方は国の補助金に頼らない県づくりをして、県の財政を良くすることに専念するときです。(幕府の顔色を窺っていた徳川時代よりは、少しはましでしょう。)
国沢さんの言われる様に、生活のかかっている民間企業の方が、お役所より的確な判断が出来ると思います。
税金に頼った事業は、利権者が潤うのみで、失敗しても痛みを感じませんから。
幕末の幕府書類を研究している人によると、前例のない事は全くやらなくなっていたそうです。
頑張れ、孤軍奮闘のイワタニ!
政府は、水素立国をかかげて大々的に取り組んでいたはずですが…投げ出してしまったのですかね。
そもそも今の政府というか自民党は政権を担う能力も責任感も気概も無くなっていますからね。
だからこその、民間企業に託すことになるんですね。
もちろん利権で結びついているような民間企業はバイバイですけど。
水素産業を伸ばすことは、日本にとって大きな国益になると思いますけどね・・・石油利権の傀儡、残念な国です。
昨今の国会議員は、株式会社○○党の従業員で党の利益の為に働いてるのであって、国民や国の為に仕事をしてる訳じゃないって事の様に感じます。
高速のSA・PAに水素ステーションの建設を可能にする法律が施行されても、水素燃料自体がkg当たり¥2200。実燃費30km/リッター(レギュラー165円)のガソリンエンジンの2.3倍のコストが掛かる。
イワタニさんばかりに負荷をかけて頼ることは出来ないだろう。
水素燃料のコストを1/5〜1/10以下にし水素エネルギーを社会インフラとして、企業の利益と国民の雇用とエネルギー安全保障を守るためには、国沢さんに国会議員になってもらわなければ。
石油大手も電力会社も経済産業省も政府も、造船三井型の水素生産船の建造を今からどんどん推進する必要がある。
国税をばらまくぐらいなら、220m級水素生産船の一隻や二隻、日本政府で建造してくれ。
先に触れている方もいらっしゃいますが、燃料電池を逆サイクルで動かして、水分解を行う技術は魅力的ですね。
そして、燃料電池を燃料生成だけに使用し、ヤリスがレースで使っている水素エンジンに接続する方が筋がよさそうに見えますね。エンジンにオルタネータつけて発電して燃料電池ユニットに送れば、太陽電池での充電も不要になるか、必要であっても充電時間を短縮できそうですし。
どれだけ燃費悪くても排出されるのは水なので、環境破壊に寄与しませんし。燃料を水素ではなく水として保有しながら走るので、「水素は安全か?」などと
考えなくていいですし。燃料タンクの強度自体も水素のものより大幅に下げられそうですよね。
基本的には水はどこでも売ってますしね。ガススタンドのような専用施設だと採算が合わない、相対的に人口密度の低いところでも手に入れやすいでしょうし、山奥なら川として流れてそうですしね。自動車業界が石油利権産業をぶっ壊してしまうことも可能に見えてしまいます。
また、大雪で立ち往生しても、空から燃料が降ってきますから、気兼ねなくエンジンかけっぱなしにできますしね。むしろ、みんなで雪を燃やせば、立ち往生自体自力で解消できるかも。
まあ、国沢先生が紹介している「圧倒的に静かで滑らか」なドライバビリティの車両は無くなってしまうでしょうから、この記事へのコメントとしては間違っているかもしれませんけれど。
少しの間、明るい未来の夢を見れました。ありがとうございます。長文ですみません。