売れ行き伸び悩む日産、福引きみたいなことやって客寄せ。これじゃ優秀な営業が育たないです
日産からこんなメールが来た。内容は、1)Web応募で200人に30万円の新車購入支援金。2)試乗すると900人にその場で10万円の新車購入支援金。3)東京都・神奈川限定でノート/オーラに乗り換えるのなら下取り5万円アップ。なぜこんなことをするかといえば、売れないクルマを作るからに他ならない。車種を見るとセレナやエクストレイル、ノート、オーラまで入ってます。
こういったことの積み重ねで日産は収益が伸び悩む。朝日新聞デジタルはトヨタの増収の要因を「値上げ」と書いた。トヨタはこんな福引きみたいなことやらなくたって売れる。しかも人気あるから利益幅の大きいフル装備車がメイン。トヨタみたいなクルマ作りをしていれば、さらなる増収になっただろう。ちなみに日産はインセンティブをアメリカでもやってる。
アメリカの場合、リースが大半を占めるから長期間に渡り厳しい。毎月のリース金額、車格が同じならトヨタと同じにしないとダメ。いや、人気無いためインセンティブを付けてリース金額を下げる。その時点で利益は減ります。何年かするとリース車が戻ってくる。そいつを中古車として販売するのだけれど、人気なければ安くなってしまう。ここでも利益減る。
先日アメリカで取材したところ、少なからぬインセンティブを現在進行形で出しており、それでも売れ行きは厳しい。それがリースバックで戻ってくると、まさに厳しい。自動車ビジネスって開発に時間が掛かるだけでなく、販売部門も3~5年スパンで考えなければならない。なのに一般メディアの記者さん達や、経験の無いアナリストは1年スパンでしか評価しないのだった。
ちなみに日産、福引き戦略をやる一方でベテランの営業マンにすら値引きの権限を与えない。それだと営業力なんか付かないです。こういった人材育成の下手さも数年後の日産の体力を落とすことになってしまう。少し大きい目で見ると、日産本体&研究部門から優れた人材がどんどんいなくなっている。日産社員、優秀なのでリクルーターは驚くほど魅力的な条件を出すそうな。
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埼玉も同じような福引きポンがありました。
埼玉県・千葉県限定とあり、
1)Web応募で200人に30万円(同じ)
2)試乗で900人に10万円(同じ)
3)試乗・成約で全員にディーラーオプション10万円相当
だそうです。
優秀な人から辞めてくのは我が社も一緒。
終わってます・・・・・
息子は社会に役立つクルマづくりを夢見て仕事を選んだのに、これでは‥。
納期に問題があった日産、それを解消したらお客がいなかった→値引きで客を吊ることにした、と解釈しております。
高くても買ってくれる車か、安くて数が出る車を用意しないと、販売会社がツブれてしまいます。
高くても売れる車を作ることを値上げと解釈されると、出世した時に欲しくなる高級車がなくなってしまいます(経済回りません)。
販売会社は、車をお客に売るパイプを持つ社員より、メーカーからくるインセンティブを扱うキャンペーンをうまく考えられる人が優秀となっている感じですね。現場から離れたところにいる人が考える作戦に思います。そんなに客が釣れるとは思えません、車両本体だってほんとうに当選者がいるか怪しいのだから(笑)
実は昨年は税抜き50万円(税込み55万円)の福引きでした。昨年はLineに登録して応募すると当選確率が上がるという事で応募して見事当選。値上げ前のアリアを買う事が出来ました。当選してすぐにアリアの受注停止だったのですが事前予約していたおかげです。
しかしその後120万円の値上げしかも何の機能改善も無いだけでなく一部機能削除まであったりして唖然としました。アリアも2019年のモーターショーでコンセプトモデル発表してから既に5年。その間まったく改善らしい発表はなしでOTAによるアップデートもバグの改善しかないのもこれが日産の実力かと思う次第です。車自体は大変気に入っているだけに会社自体の不安をぬぐって欲しいです。