成田空港近隣の駐車場で盗まれた9台、全車見つけて取り戻す。警察の手柄は0台(泣)
成田空港近隣に旅行中預ける駐車場業者が多数ある。システムは様々。私の場合『セントラルパーキング』という自分で駐めたら鍵も持って行くタイプの業者を使うけれど、受付した場所から動かす業者もある。今回9台盗まれた業者は動かすタイプ。深夜、鍵を保管してある事務所に入られ、普通にエンジン掛けて乗っていったという。どんなセキュリティもお手上げだ。
ランクル300はフェリーで動き出しても警告してくれます
盗難が発覚したのは翌朝。監視カメラをチェックしてみたら、営業終了後に3台盗まれ、続いて2時間後に3台。続いて3時過ぎに3台乗って行ってる。驚いたのは続報で、9台全て無傷で発見したという! このニュースに接し、当初「警察も頑張りましたね!」と感心した。三原じゅん子議員の愛車が盗まれた件で、少しばかり考え方を改めたのかと思った次第。
しかし! 9台のウチ、警察により発見された盗難車は1台もなかったという。駐車場業者が20人を投入! 3日間探し全て発見した。駐車場業者、あっぱれです! どうやって見つけたのか? 鍵は全てあっただろうから、人数さえ多ければイッキに盗めた。でも3台づつ。となれば3人+移動用車両の4人組ですね。盗まれた時間を考えると、最初の3台は往復2時間の距離に保管。
最後の3台についちゃ比較的近い距離に保管してあるということになります。盗難車の中にレクサスが含まれており、搭載されているGPS情報を辿って現地に行くと1時間ほど離れた野田市のコインパーキングに置いてあったようだ。だったら他にも、ということで探すと野田市のコインパーキングで合計3台。おそらく最初に盗まれた3台だろう。
となれば他のクルマもコインパーキングかと推測し20人で探しまくったところ、成田市内で3台。茨城県の守谷で3台見つかった。3日間もパーキングに駐めておいてくれたのが不幸中の幸いだったと思う。トットとヤードに持ち込まれたらオシマイだった。--長い前置きになった。本題はここから。もし警察が真剣に動いてくれたら確実に見つけられたろう。
というのも成田空港の近辺は日本でも有数のNシステム網が張り巡らされている。成田空港、開港前から様々なトラブルを抱えているためだ。しかも今回、盗難車両のナンバーは交換されていない。すぐNシステムで調べればどちらに乗っていったのか解ることだろう。表向き、Nシステムは公安レベルの捜査にしか使えないことになっているが、先日、速度違反に使われた?
Nシステムが導入された時代はプライバシーの観点から使用制限掛かったが、今や監視カメラなんかいっくらでもある。もう正々堂々とNシステムを使ったらいいと思う。窃盗グループの総数は案外少ないと先日書いた。警察が5人くらいの専属チームを立ち上げてくれたら、毎年2グループくらい挙げられるだろう。数年で成敗できると考えます。
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手柄は殆んど無いのに不祥事は毎日毎日報道されてますね。
今日も初台~幡ヶ谷あたりの警官が交番で暴行、先日は新宿で防刃ベスト、警棒も持ってる警官がハサミおばさんに一方的にヤられてしまい任務遂行出来ず。
そのくせ都内の信号のない横断歩道には無闇矢鱈にたくさん警官が張り付いている…。
張り付いてるなら交通整理すればいいのに、目の前で事故が起きたら何て申し開きするのでしょう?
隠れてコソコソ行う取り締まりでは検挙は出来ても事故は防げません。
意味を取り違えたことには執心ですから本当に呆れますね。
そんな検挙が手柄というなら警察の存在意義を一考すべきです。
そう言えば先日とうとう国家公安委員長から苦言が呈されてましたね。
いつも楽しくブログを拝見しております。
小職は某キャリアでIoTの仕事に従事しております。
広いLTEエリアを利用して省電力・安価な盗難対策サービス(GPS)を検討しているのですが、販路やニーズが不明瞭で企画がとん挫しております。
一度、国沢さまにご意見・ご指南を賜りたく、宜しければメールアドレス宛にご返信いただけると幸いです。
コインパーキングに何日か置いておく意義って何でしょう。窃盗者側にメリットがあるんでしょうか。
自分が見た記事では「警察に相談したら、「駅近くの安いコインパーキングに止めてあることが多い」とアドバイスされたので重点的に探した」とありました。
警察、そこまで実情把握しているのに何もしないんかい!!