電動キックボードより危険なモペットの大半が自賠責保険加入。なぜ警察は捕まえない?
電動キックボードが『特定小型原付』という正式な乗り物になって1年経った。イッキに普及するだろう、という意見もあったなか、意外や意外! いまだナンバー付き電動キックボードを見る機会は、東京近郊でも渋谷や赤坂といった繁華街か横浜のような観光地に限られる。シェアリングサービス以外のナンバー付き電動キックボードについて言えば“ほぼ”見かけないと言ってもいい。
なぜ普及しないかと言えば、多くの日本人が「怪しさ」や「危うさ」を感じているんだと思う。電動キックボードは自転車ほどの安定性や運動性能を有しておらず、緊急回避操作などしにくい。電動キックボードの違反者に対し講習を義務づけているけれど、警察関係者に聞くと、受講者の多くがいわゆる“輩”と呼ばれるタイプだという。街中で見かけてもそんな感じ。
ここにきて「何とかしたほうがいいのでは?」と思えるのは、電動モペットと呼ばれる自走可能なペダル付きの電動2輪車だ。東京都内でクルマに乗っていると見かけない日はないほど。電動モペットを使ってデリバリーサービスをしているケースも目立つ。20km/h制限のある特定小型原付と違い、40km/h以上出るようなモデルもある。歩道だってお構いなしに走るから危なくて仕方ない。<続きを読む>
<おすすめ記事>
大阪市内ですが、モペットを見る機会が多いです。
ヘルメットを被っている人は皆無、ナンバー無しで走行しているものも多数と無法地帯になっています。
ぶっといタイヤのモペットが歩道を爆走しているのを見ると走る凶器にしか見えません。
取り締まりをしているところを見たことがないので、乗ってる方もお構いなしなんだと思います。