今年もJMS(ジャパンモビリティショー)あると楽しみにしていたのに超ガッカリ!
東京モーターショーは隔年開催だったものの、豊田章男さんが自工会会長になった際「裏になる年もなんかやりたいね」ということになり、台場で『モーターフェス』というイベントを行った。2018年などは3日間の開催にもかかわらず21万8千人の入場者があり、盛り上がりを見せている。実際、モーターショーよりクルマに近いイベントだったことを思い出す。
2018年のモーターフェス。入場料無料
東京モーターショーは2023年からJMSになった。新しい切り口ということもあり入場者数が増え、弱体化する先進国のモーターショーの中で存在感を見せたと思う。そのイキオイで「裏の年になる2024年もなんかやったらいいんじゃね?」ということになり、今年もJMSを開催することになった。私ら期待したの、モーターフェスみたいなクルマ好きのためのイベントです。
いや、最初に聞いた話だとモーターフェスみたいなイベントをイメージしていたように思う。しかし! クルマ好きの自工会会長じゃなくなったため「毎年やろうぜ!」じゃなく「とりあえず何かやらなくちゃね~」になったらしい。そもそも盛り上がりが全く無く、そうこうしているウチ、いわゆる「B to B」(企業間取引)になってしまう。一般ユーザー関係ね~よ、です。
イベント名も「ジャパンモビリティショービズウィーク2024」とな。いち早く出展のリリースを出したホンダのイメージフォトを見ると、こんな感じ。ホンダに限らず自動車メーカーの多くが引いている。盛り上がり全く無し! JMSとして開催するならもっとクルマ寄りになって欲しかった。大がかりな展示会のようなスタイルでもよかったような気がします。残念無念!
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今期の自工会メンバーがどなたかは存じ上げませんが、贔屓にしていた自工会の会見動画も、モリゾウさんが退任後はあまりのつまらなさに全く見なくなりました。
イベントも、そういうことなんですよね。そりゃあ新会長にドーナツターンを決めてくれとは言いませんが、せめて周囲を鼓舞して欲しいところ。
今年の裏以上に、来年の表イベントが心配になってきました。
今の会長はいすゞ自動車会長の片山正則氏みたいですが、自動車メーカーとはいえ乗用車は殆ど作らず、ほぼトラック・バス専門メーカーの人が会長に選任されるのがオカシイと思う。
一般人にはトラック・バスへの興味はあまりなく、会長も乗用車には興味がない。
なので、モーターフェスみたいなクルマ好きの為のイベントにしようなんて全く考えなかったんでしょう。
次回以降の会長は少なくともクルマ好きの人を選任の条件にして欲しいですね。
クルマ好きじゃなくても会長の地位にまで上り詰める事が出来るなんて、不思議な会社(業界)ですね。
小さい子供には、トラック・バスは人気なので(ウチの子も、保育園生の頃は乗用車よりトラック・バスに興味ありました)、やりようはいくらでもあるだろうに、勿体無いです。