モトGP、33年目にして!
2輪車は日本が圧倒的な強さを誇っているジャンルである。台数だけ見れば中国の台頭でここ数年世界シェアを落としているも、未だに46%を確保。150cc以上の高性能バイクについちゃ依然として高い競争力を持つ。ホンダは世界一のバイクメーカーだし、ヤマハ、スズキも強い。当然の如くバイクのF1と言って良いモトGPなど、1975年にヤマハ(懐かしのジャコモ・アゴスチーニ!)がチャンピオンを取って以後、32年間も日本勢が独占していた(ホンダ14回。ヤマハ12回。スズキ6回)。ちなみに1958年〜1974年まではMVアグスタ(伊)だったけれど、当時の日本のバイクときたらお話になってない。世界GPに参戦開始した頃のホンダなど、今の中国が自前で開発したバイクを使いモトGPに参戦しているイメージ。しかし! 昨日ツインリンクもてぎで行われたモトGPで、大量のポイント差付けられドカティ(伊)にシリーズチャンピオンを持って行かれてしまったのである。ま、バイクギョウカイじゃ新参モノ扱いのブリヂストンタイヤの性能が素晴らしかった、という要因はあったものの、だったら使えばよいだけ。ツマらんプライドでブリヂストンを無視したのが悪い。ハングリーさを失い始めている、ということです。特にヤマハは人類史上最速と言われるライダー(ロッシ)を起用していることを考えると、圧倒的にアカン技術レベルだということを証明しちゃいました。
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