今年一番の驚き! トヨタが韓国のサーキットでヒョンデと一緒にファンイベントを開催とな!

日韓関係で最大規模になる純粋な民間外交イベントが動き始めている! 仕掛けたのはモリゾウさんらしい。「いいですね!」と受けたのが現代自動車グループ会長のチョン・ウィソン(鄭義宣)さん。現代自動車グループは世界3位の販売規模を持ち、傘下企業リストに製鉄会社や不動産、金融、建設、ロボットで有名なボストン・ダイナミクスなど並ぶ。

現代自動車グループはいわゆる「韓国の財閥」であり、規模としては韓国全体の3位。日本の財閥なんか相手にならない。そして49歳のチョンさん、どうやら相当のクルマ好きらしい。証拠のある情報では無いものの、何度も日本のサーキットに来ているという(近々確認します)。参考までに書いておくと、ヒョンデの社長はチョ・ウォンサンさんという方です。

開催となった経緯は調べてみたいが、モリゾウさんとチョンさんというTOP同士でコンタクトを取り「やりましょう!」。だから仕事が早いし、参加するドライバーを見ても素晴らしい! トヨタ側からはラトバラ監督と勝田親子! ヒョンデもヌービルとソルド、ミケルセンという「シーズン中でしょ!」というラインアップ。舞台はエバーランドスピードウェイだ。

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その他、トヨタは液体水素エンジンカローラや、水素エンジン86を。ヒョンデも燃料電池スポーツカーNヴィジョン74やアイオニック5 Nのサーキットバージョンを走らせる。モリゾウさんとチョンさんが共催するイベントとあり、両社の皆さん盛り上げるべく様々な知恵を出し合っていると思う。現在進行形でイベントは進化&拡大していってることだろう(笑)。

ヒョンデは燃料電池や電気自動車をアピールしてきますね

イベントは10月27日(日)に開催される。日本から見に行けるのかどうか確認中。急に動き出したプロジェクトらしく発表も昨日! 開催まで2週間ですから! たまにはこういったスピード感覚のある仕事をした方がいい。素晴らしい練習になると思う。少しくらいミスあってもお客さんが楽しんでくれたら100点だ。どんな内容になるか楽しみしかありません。

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このイベントの意義は大きい。日韓を代表する企業が一緒に盛り上げようと言うことですから。もしかしたらモリゾウさんも日本と韓国の垣根を少し低くしたいと思っているのかも。私は日本と韓国、台湾はヒトとモノの流れを緩くすべきだと思っている。ヒトの流れは犯罪者の防ぐためパスポート所持の上、自国レーン使用。モノは制限を緩和したらいい。

日本も韓国も台湾も少子化に悩まされている。EUのように自由化することで経済規模が広がるし、ヒトの移動による活性化だって期待出来る。イキナリEUのようにするのではなく、前述のような出入国の自国レーン使用など、少しづつ緩和していったらいいと思う。飛行機の便も増やすことで、気軽に韓国の居酒屋へ行ったり、台湾で美味しい小籠包を食べられるようになります。

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1 Responses to “今年一番の驚き! トヨタが韓国のサーキットでヒョンデと一緒にファンイベントを開催とな!”

  1. アミーゴ5号リボーン より:

    こういう話では、妙にやっかむ方々がいますよね。

    ▶海外のライバル会社と突如イベントをやって、何の意味があるの?
    ▶またモリゾウさんの道楽が始まった。やらされる方は大変だ!
    ▶何でもいいから、動員をかけて盛り上げるしかないぞ〜
    ▶これ、わざわざ韓国でやるの? 日本への嫌味かね?
    ▶ヒョンデは日本で売れてないから、トヨタに取り入るんでしょ?
    ▶トヨタも、ヒョンデの電池が欲しいんじゃない?

    我ながら根が善人なので、辛辣さに欠けますね。業界内のアンチは、さぞかし辛辣かつ妬み僻み恨みたっぷりに、酒の肴にしていることでしょう。

    個人的に今のヒョンデは、電動車の技術力も、ラリーで培ったクルマ創りも、日本のどこのメーカーよりも優れていると思います。

    EVでは、ヒョンデのアイオニック5に、アリアもリーフも太刀打ちできない。また数年前、ヒョンデのラリー車両の走行映像を見て、そのあまりの滑らかさに愕然としましたから。

    モリゾウさんは、まずは単純に「ヒョンデと力比べをしよう!」という気持ちから動いたのだと思います。

    一方で、円安で一息ついちゃった日本のクルマ業界に対して、「米国一本足を自己正当化してたら、ホントに茹でガエルになっちゃうよ!」「最新のヒョンデに比べたら、もう茹で上がっちゃってるでしょ!」と警鐘を鳴らしたいのではないかと、勝手に妄想しています。

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