SAKURAの中古車、めちゃ安です! これじゃ新車が売れなくて当然ですワな
SAKURAが売れていない。一時期は月販3500台を大きく超えていたのだけれど、今や1500台程度。値上げや充電ケーブルをオプションにするなど、ユーザーのことなど全く考えていない販売方針により客離れ起きました。人気の薄さは中古車相場にも反映されており、先ほどチェックしてみたら2022年式で走行8千kmの車検2年付きが乗り出し価格120万3千円でした。新車価格259万9300円だ。
120万円は圧倒的に割安だと思う。1万km走って電気代4万円。エンジン車なら15km/L走るとして11万円。7万円も安い! ガソリンスタンドが減少している地域や、ガソリン相場高い島嶼部などで乗るなら素晴らしい足になってくれる。太陽光発電で余った電力を買いたたかれているような人にもすすめておきたい。日産が結果的に様々なネガティブキャンペーンを行ったため、電気自動車の人気低い。
クルマとしてどうかと聞かれたら、積極的に「いいね!」したい。安心航続距離が100kmで問題無いような使い方だと、同じ価格のエンジン車を相手にしない。なんといってもパワフル! けっこうな坂だってグイグイ登っていく。車重あるせいか乗り心地の質感だって高い。ハンドリング、良いです。オイル交換の必要ないため、メインテナンスは楽。タイヤやブレーキもあまり減らない。
兄弟車のeKクロスEVはどうかといえば、不思議なことに中古車相場がSAKURAより10万円くらい高い。三菱自動車はSAKURAより売れていない理由を「ガソリン車と同じデザインだから」と思っているようだけれど、中古車相場(人気度を反映する)からすればそうでもなさそう。デリカミニの電気自動車バージョンを作ったら売れるか? いずれにしろこの2車種の中古車はお買い得だ。
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SAKURAとekEVの逆転現象は、エクストレイルとアウトランダ―PHEVにも当てはまるんじゃないでしょうか?
日産没落がクルマでわかるタイミングは、エクストレイルe-power誕生と現行アウトランダーPHEV登場の時ではないでしょうか?
日産・三菱アライアンスの通り協力し合って、エクストレイルには三菱のPHEVをHEV化して載せればよかった。そうすれば高速燃費も落ちず、北米でも展開可能だった。北米マキシマにも載せられたかもしれないのでカムリ・アコードの対抗馬にもできたはず。まず、ここに並べなければ車の存在価値無いんですけど。
しかし、エクストレイルへはe-powerを載せてしまう。日産のク〇のようなプライドが手下のパワートレインを載せるなどできなかった。アリアも空を切る大空振り。塗装ができない間にEV化の後押しが終わってしまった。
ま、それで自滅するのだから本望でしょう。
サプライヤーいじめを止めて、海外でもファンの多いS15やR34GT-Rのパーツを再生産してください。できればホワイトボディも。
ホンダは白血球が活動してその愚を回避できそうなので、次期NSXに次期GT-Rのタネも、もらえたらもらってしまいましょう。そのまま出てきたら重い電動車になっていたかもしれない次期GT-Rが、何とかピュアなスポーツカーのテイストを残すだろう次期NSXの中で部分的に生きるのです。