日産、すぐにでもデザイナーを変えないと今後4年は売れないクルマしか出てこない
ベストカーWebで次期スカイラインをネタにしている。興味深いことにユーザーを怒らせることが得意技になっている日産東京から「スカイラインを諦めていない」というメール来た。ちなみに次期スカイラインは次期型インフィニティQ50の兄弟車になることが決まっており、下の写真のようになる。実車を横浜の日産GHQに展示してあったけれど「こらアカン!」。
現在日産はアルフォンソさんの下に日産とインフィニティ、SUV系をとりまとめる3人のチーフデザイナーがいる。このウチ、日産とインフィニティを担当するデザイナーの嗜好性は、出てくるコンセプトカーを見れば解る通りなかなかエキセントリックなようだ。ミナミンの外れっぷりといい勝負のように思う。上のクルマが「スカイラインを諦めてません!」と出てきたらどうよ?
コチラから「さらばじゃ!」と諦めてやる!(笑)。次期型スカイライン、少なくとも日本じゃお客さんがいると思えぬ。日産もそうだけれど、ギトギトで不良っぽくて、決定的にアタマ悪く見える。パワーユニットがeパワーであっても、純電気自動車であっても厳しい。しかもこの顔つき(グリルのヒゲと下のサングラス)、次世代インフィニティに共通する可能性大。
日産はすでにノートで劣化が始まっている。今後しばらく国内は新型車無しながら、マイナーチェンジモデルあれば劣化していくと思う。ちなみにノートNISMOはマイナー前の顔のまんまである。NISMOはマイナーチェンジのデザインを選ばなかったということです。今の日産、才能ある人は中心から外されてしまう。今後4年は日産厳しい。
キックス
唯一の「いいね」がSUV部門の外国人デザイナーである。新型キックスや新型ムラーノを担当した。いい感じながら、キックスはメキシコ工場製。ムラーノも普通のエンジン車のみ。ハード面が足を引っ張ってしまう。高速走行で燃費落ちないハイブリッドは2026年まで出てこない。どちらも日産の低迷にブレーキを掛けるようなポテンシャルは持って居ない。
ここにきて内田体制をかばう動きも出てきているが、何度も書く通り1秒でも早い方向転換が必要。特に株主や日産と取引のある企業は決定的なダメージを受ける。メディアは内田体制をかばって失敗しても責任取ってくれるワケじゃない。内田さんがやってきた5年間は、全ての指標でダメという結果になっている。次世代のクルマ好きに日産を残すため、年内に大改革を!
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欧州、北米でのデザインが現在の日産デザインの中で主流になっているので、そこでノーを突き付けられない限り、無理なような気がします。
ようは、日本事業の担当者がちゃんと日本市場を見て、日本事業をちゃんとやる気があるのかどうか。
こちらでも話によく出てくる星野副社長がブランドチャンピオンとともに日本事業を担当されているようなので、副社長次第でしょうね。
デザイナーを変える以上に、役員がちゃんとデザインをジャッジするか否かの方が大事な気がします。
まぁ最近出てきた新型車は、その役員が市場を見て、これなら売れると判断したからOKしたんでしょうが、それで売れていないのなら、それはデザイナーとともに役員の責任でもあるでしょう。
クルマに興味がある人が社長になったというよりも、日産という会社でグルーバルに働きたいから日産に入社して社長になった人ですから、クルマはそもそも二の次なような気がします。
どちらかの経営者の方が、「商品には、作り手の人格が宿る。商品とは商品ではなく、人品ととらえている」と何かのネット対談で話していました。
心から、そう思います。
日産からは、経営もクルマも販売も、自己顕示欲と短期利益が守れればオーケーというタカビーな自我しか感じない。
日産だけでなく、世界中の自動車メーカーが苦戦しているのは承知しています。しかしもはや国有化で日産という会社を潰す以外、日産内の口先だけの腐れ人材を追い払い、心ある人達が活躍できるようにすることはできないと思います。
いつもの妄想ではありません、はい。
光岡自動車がスカイライン顔(クライスラー顔?)のシビックを出して好評のようです。
本家のビートルでは失敗しましたが、ミニやポルシェやフィアット500もレトロ調で売れています。
この際スカイラインも中身は現行のハイブリッド車そのままで、ハコスカやケンメリ調の顔に外板だけマイナーチェンジすれば良い。せっかくの伝統を商売に生かさない手はないと思います。
何なら中古で億越えの、GTRそのままのデザインにすれば、市場からは拍手喝采で称賛の嵐となると考えます。光岡自動車に本家本元が美味しいところを献上するなんて。日産さん商売人に徹して下さい!
コンセプトカーですから、話題性を重視したのでしょう。
ネットの反応を見てみると…
話題にも上がってこない。
日産頑張れ!
今の日産のデザインも、
市場調査も、
なってないでしょ!
スカイラインを真剣に考えるなら、5ナンバーに戻す!
日産がよかった頃のデザイナーを再雇用する!他からも、やりたければ入ってもらう
社長も、9000人削っても三億の年収なんでしょ?そこは、三百万で十分でしょ!
売れないからすぐやめるではなく、何とかデザインをできる限りやり直す
MT車を少量でよいので追加する
!
とにかく、諦めない
ちょっと不良っぽく見えるのが、トヨタと比較した時の日産車の特徴だったと思うのですが、このクジラとそのヒゲみたいのは何なんでしょう(笑
かつてスカイライン生みの親の桜井さんは、「スカイラインとは、スポーティとファミリーを兼ね備えたクルマ」だと仰っていました。
スカイラインが世代毎に変化が大きいのは、スポーティとファミリー要素のバランスが変わったことと、そこにラグジュアリーと高級要素が加わったために、更にバランスがややこしくなっちゃいました。
そういう意味では、今や軽量コンパクト以外の乗用車なら、ほぼどんなでもクルマでもスカイラインを名乗れる訳で、イメージイラストのクルマでも全然オーケーということになります。
ところで、以前ホンダの夢追い社長が、「クルマのデザインにAIを活用する」と発言した記憶があります。まあミナミンに対する言葉だから良いとして、個人的には、人の感性を生業とするデザイナーに対して、リスペクトを欠いていると感じました。
この前置きに続いて、32スカイラインを25年間愛用した元日産オーナーとしてあえて言います。
「このスカイラインを名乗るイラスト、どこのAIに何て注文したのかしら? 居住性は気にせず、世界一強面で、ナマズみたいなヌルテカボディのハイソでセレブなセダンを描いてけんろ〜!とかね。」
それにつけてもですよ、
日産で唯一、長年原点を貫いて全くブレていないのは、FMラジオドラマ「あっ、安部礼司」だけ。長年愛聴していますが、自分は日産のクルマの原点も、ここにあると思っています。
オールドメディア(テレビ・新聞・週刊誌)の自動車業界に対する特徴として、
「日産」の「内田体制」を擁護し、
「トヨタ」の「豊田体制」を批判する。
ただし世間の評価は言わずもがな。
日産デザイン、たまに初代ジュークみたいな冒険的なものや、デュアリスのようなクリーンなものなどありましたけどね。
コンパクトカーやハッチバック車のデザインは全てどうもピンときませんね・・・
スカイラインは今のV37もデビューした直後は、同タイミングでデビューしたアテンザと「同じくらい」はかっこよかった気も。一方で、それを焼き直したフーガはダメでした。
日産のデザイン、当たりはずれが大きいように感じます。派閥があるのかな。