海の近所や降雪期に凍結防止剤を撒く地域でクルマに長く乗るならさび止め加工をおすすめしたい!
八丈島に持って行ったデッキバン、私には珍しく長く乗ろうと思っているのでさび止め加工を島の整備工場にお願いした。やはり島でクルマに乗っていると、さびに強くなったと言われる最近のモデルでも厳しい。整備イベントで入ってくるクルマの下回りを見て「寿命はもちろん安全のためにもさび止めは必要ですね」と思った次第。2年長く乗れれば10万円の工賃もペイ出来る。
頼んだ工場で使っているさび止めは『ノックスドール』と呼ばれる欧州ブランド。御存知の通り欧州の道って冬場に融雪剤(主に塩化カルシウム)を撒きまくる。いわゆる”塩”なのでさびます。そいつをナントカしようと開発されたのがさび止め加工なのだけれど、ノックスドールは最強と言われている。ウソかホントか不明ながら50年持つとか。まぁ10年なら楽勝でしょう。
作業終わるとこんな感じ。真っ黒でなんもワカラン(笑)。この工場、バンパーなど外せる場所は全て外すという丁寧な作業です。エンジンやギアボックス、排気系など高熱になる場所を除き、くまなく塗る。ドア下はどうするかと聞かれたものの、私の小屋は海から離れているためボディ周りについちゃ心配ない。釣りで堤防など走るため下回りが厳しいのだった。
ちなみにさび止め加工をするなら新車か、それに近い時にどうぞ。また、下取りに出そうとすると、査定値は低くなるのでご注意を。見てくれが悪いためと、塩害地域で使われていたクルマということになるためだ。3年くらいで乗り換える予定なら、さび止め加工は推奨しない。今の新車なら持つ。ボルボなんかさび止め加工しなくたって”ほぼ”心配ないくらい強いです。
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沿岸地域住みです。シャシブラックを車検の度に塗り直してもらってましたが、10年もすると下廻りはもうボロボロです。
悪くなった状態からでもノックスドールはある程度効果あるんでしょうか。ディーラーのサービスマンからはもう数年乗るならと勧められているのですが。