水平対向1000cc/42馬力の発電機、本来ならスバルで提案して欲しかった!
地味で日本のメディアは全く取り上げなかったものの、私の「う~ん!」はシェルに入った水平対向2気筒1リッターのレンジエクステンダー用発電機である。驚くほどコンパクトにまとまっており、最高出力42馬力という。これだけ出力あればDセグのクルマでも100km/h巡航させられるだろう。参考までに書いておくと、レンジエクステンダーの発電機、電池無くなってから使うのは愚。
家を出るときにナビで目的地を設定。そこまでの渋滞やアップダウンなど計算し、必要なエネルギー量を算出する。PHEVに搭載している電池容量で足りるならエンジン掛けない。逆に必要なエネルギー量が電池容量の150%なら、電池無くなってからエンジン掛けて発電するのじゃなく、途中で発電を始める。そうすれば目的地に到着するまで、動力性能を落とさずに済む。
現在主流のPHEVはハイブリッド車としても機能するよう、エンジンだけで十分な性能を出せるような出力を持たせている。アウトランダーPHEVなら2400ccです。レンジエクステンダー的な使い方が出来ればここで紹介する1000ccの2気筒で十分足りる。電気自動車ベースのレンジエクステンダーPHEVには、こういった発電機がベストだと思っている。
こんなクロカンモデルでも20~25kWhの電池+1000ccの発電機で400kmくらいはフルパワーで走らせられるようになるかもしれません。150km程度なら電気だけです。300万円台中頃の価格になってくると、充電環境のある人なら皆さん積極的に選ぶと思う。10年後のパワーユニットは今と大きく変わっているんじゃなかろうか。日本勢頑張れ!
<おすすめ記事>