識者の皆さん「自動車に変わる産業を興せ」というが、そんなこと出来るのか?
ここにきて「自動車産業に変わる産業を興せ」みたいな話が出てきた。そういった識者に共通するのは「クルマは輸出で儲けている」という認識だ。2024年に於ける日本勢の世界販売台数は2410万台。日本国内で販売されているのは442万台。2000万台ほどを海外で販売していることになる。うち海外で生産しているのは1630万台。日本からの輸出台数でいえば400万台に過ぎない。
1630万台は海外で生産され、海外で販売され、その利益だけを日本に還流させている。莫大な貿易外収支です。そいつに変わる産業なんて簡単に見つからない。ちなみにインバウンド収入は5兆3千億円。日本の貿易赤字5兆2千億円を何とかチャラに出来るのみ。自動車産業がメインとなっている35兆円の貿易外収支なければ、いかんともしがたい。自動車産業衰退すると赤字国になる。
そのインバウンド収入だってドンドン中国に持って行かれている。少なからぬ中国人観光客が日本で中国人経営のタクシーを利用しているけれど、ここの利益は中国人のもの。最近は中国人経営のホテルや旅行会社も急増している。中国系のインバウンドで得た収入は中国の蓄財になります。いや、インバウンドだけでなく例えば東京都の火葬場6カ所は中国資本。日本大丈夫か?
何度か書いてきた通り中国には相続税無し。1億円のタワーマンションを中国企業の名義で購入し、その企業を引き継げば相続税無し。手放すまで永代に渡り中国人の所有になる。土地だって同じ、どれだけの土地が中国人に購入されているか国は調査さえしていない。沖縄、特に中国人に人気の宮古島など、どのくらい買われているのか心配。そのうち日本の中に中国が出来ますね。
先日上海ショーに行ったら、現地の皆さんは口を揃えて「日本の政治家の皆さんハニートラップに引っかかると言われっぱなしになる。上手に攻められるからほとんど引っかかるらしい。写真や動画撮られてオシマイ」。ホントかどうか不明ながら、その手のウワサは以前から多い。なるほど「どう考えても中国に甘い」と思われる政治家マターはめちゃくちゃ多い気がします(笑)。
そろそろ「パンダ欲しい」みたいなことはやめたらいい。いや、そいつが国民の願いなら仕方ない?
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