小さくておしゃれなクルマについての考察。後編

クロスビー

実は今回の取材までクロスビーというクルマに乗ったことが無かった。もっと正確に表現するなら「興味がなかった」。そんなこんなで何の先入観もなく運転席に座った。するとどうよ! フル装備ですね! 付いてないのは電動シートと電動テレスコ&チルトハンドルくらい。

ADASは精度の高いレーンキープ付きアダプティブクルコンに始まり、ブランドスポットセンターからリアクロストラフィックアラート(バック時に左右から接近するクルマを検知)、シートヒーターどころかステアリングヒーターまで標準。 装備を見る限り「小さな高級車」と言って過言じゃない。当然ながら価格も張りますね。

急な雪くらいなら余裕で対応できる4WDを選び、全方位モニター付きナビなどのオプションを加えた試乗車は300万4430円! FFモデルで社外品のナビを使うなら239万円でググッとお買い得感も出てくる。普通のコンパクトカーと少しイメージの違うエクステリアを含め、少なくとも本人は「おしゃれ」を感じることだろう。友人や知人を乗せても「フル装備ですね!」。

乗るとどうか。パワーユニットは低い回転域からトルクを出す80馬力の1.2リッター。CVTとのマッチングも悪くない。乗り心地は期待値を上回るし、小回りだって効く。4WDモデルを選び、最近出回り始めた冬タイヤ規制時も走れるオールシーズンタイヤなど履かせておくと、急な雪に対応可能。雪が降ると道が狭くなるため、全幅1670mmのボディも有利になる。エンジン誌を読んでいる人からすればノーマークのクルマだと思うけれど、興味深いです。

レクサスLBX

パワーユニットは304馬力の1.6リッターターボと1.5リッターハイブリッドの2チョイスになるが、オシャレとなれば前者である。6段MT車を選んでも、競技で鍛えた「DAT」と呼ばれる8段ATでも存分に楽しい。ベースになったGRヤリスは3ドアHBのため使い勝手的に限定されてしまうが、5ドアHBのLBXなら短い距離だとゲストなど乗せることもできる。その時は丁寧に走りましょう(笑)。

・LBXのインテリアなどの写真はココをクリック

何より楽しい! ファーストカーが実用的なセダンやSUVであれば、全く違う趣味性を持つ。なんせ中身は武闘派! ウデ次第で500馬力級のスポーツモデルとガチで渡り合える速さを持つ。なかでも8段DATモデルはアクセルを踏んでるだけで最適のギアを自動で選んでくれるため、相当の技量の持ち主ですら6段MTより速いほど。ちなみにベースになったGRヤリスよりインテリアを含め質感も高い(助手席電動シートは欲しい)。

この3モデル、どれを選んでもおしゃれだと思う。あんたならどうする、と聞かれたら、やはりLBXかな、です。ただ現在進行形で現役のラリー車を2台所有しているため、キャラカブりする。現役を引退したらLBXのようなモデルを1台手元に置いておきます。ということから「小さくておしゃれなクルマ」を選ぶのなら、N-ONEe:に限らず、今後出てくるだろう、軽の電気自動車にすると思う。<エンジンWebへ>

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