アストンマーチン・ホンダ、少なくともシーズン前半はアウディ、キャデラックとテールエンダー争いか
F1プレシーズンテスト1回目が終了した。ホンダは1ラップもフルパワーで走ることが出来なかった。ソフトタイヤなのにハードタイヤ履くメルセデスより4秒以上遅いタイムしか記録できず。そして相変わらずチームやホンダから何のインフォメーションもなし(ファンのことなど考えていない?)。一番ストレスを感じているドライバーから厳しい言葉が出てくることは想像に難くない。
赤い部分がバッテリ、インバータ、コンデンサ
ダメだった理由についちゃ公式発表無いため状況で推測するしかない。そもそもストレートの速度が20km/h以上遅く、エンジン回転数も1万1千回転に留まる。加えてテスト2日目からエンジン横のボディに空気を排出するためのルーバーが追加された。最も可能性あるトラブルは熱だ。パワーユニットの発熱量が予定以上に大きいか、総合的な冷却能力不足かのどちらか。
エンジンから出る熱を冷やすためのラジエター面積などは綿密に計算できるため、問題ない。ネックになるとすればカウル内の温度です。バッテリーもインバーターもコンデンサーも熱に弱い。そいつをエンジンの隣に搭載している。十分冷えないとセーブモードに入ってしまうため、ルーバー付けるのは納得出来る。ただそんなことも予測出来なかったなら、これまた大問題だ。
確実に言えることは「フルパワーで走らない限りホントのことは解らない」です。おそらく今回のテスト、ラップタイムや最高速から推測するとエンジンがフルパワーだったとしても、モーター系は”ほぼ”稼働していないと思われる。じゃなければ4秒以上遅くない。フルパワーにすると発熱量はさらに大きくなる。バッテリーやインバータ、コンデンサーだって発熱する。
開幕前のテストはもう一回だけ。2月18日から3日間だ。5日間で抜本的な熱対策が出来るとは思えない。未だ日本のF1メディアは厳しい指摘をしてません。ホンダF1世界最高だと考えているファンの皆さん「レースは始まってみないと解らない」と言い、開幕直前に『仙豆』を飲んだように強くなると期待しているようだけれど、F1ってそんな甘くない。
オリンピックも「金確実!」などと期待ばかりさせる。銅メダルだって素晴らしいのに、金だ金だと期待させるから銅メダルとって「残念」に思えてしまう。メディアなんだからもう少し正確な報道をしたい。少なくともシーズン前半は新規参入のアウディやキャデラックとテールエンダー争いになるだろう。ガッカリせず、チームやホンダからの明るいニュースに期待したい。
さて。鈴鹿サーキットは開幕3戦目。スーパーフォミュラのレース平均ラップは1分38秒程度で、2025年のF1が1分33秒程度。このままだとアストンマーチン・ホンダの平均ラップ、スーパーフォーミュラより遅いかもしれない。ライバルにストレートでぶち抜かれたらアロンソに怒られそうです。ちなみにF2は620馬力ほど。バーレーンテストのホンダよりパワフルかも。
<おすすめ記事>


