タイヤの空気圧、指定の85%~130%くらいの間でお好みを探せばいい
タイヤの空気圧、ドアのところに表示されているのは「冷間時」の数字とされている。先日フェアレディ乙の広報車を借りたら、こんな数字。4輪とも指定空気圧との差が揃っているので、しっかりチェックしてあるんだと思う。不思議なのは冷間に合わせると思われているのに、それぞれ30ずつ低いこと。もしかすると走っているウチ、激しく空気圧上がるのだろうか、と思った。
10月中旬の普通の天気の日、1km走ると10ずつ上がった。ここからも丁寧に空気圧チェックしてると解る。おそらく30低いとタイヤの変形大きく、中に入っている空気の温度は上がり易いんだと思う。このまますぐ指定空気圧まで上がるのかな、と考えた次第。ちなみに10%くらい空気圧低いとディーラーなどへ点検に出すと「空気圧低くなってました!」と言われるレベル。
その後、流れの良い環状8号線を走り、第三京浜(いわゆる高速道路です)も含め33km走った時の空気圧が下。う~ん! 高速道路走った後は「温間」と言われる。それでも指定空気圧より低い。この空気圧、開発チームの指定なんだろうけれど、フェアレディ乙は低めがいいみたいだ。つまり指定空気圧より10%低くても全く問題無し! むしろ推奨ということ。
上はどのくらいまでイケるか? 私は300くらいまで平気で使う。このくらい空気圧高いとコーナー攻めないのなら上がっても310くらい。私のMIRAI、300くらいが乗り心地もよく快適だったりする。先日ラリーで使った空気圧は冷間で170。このくらいの空気圧だってコーナー思い切り攻めても問題無し。全開で10km走ったら200くらいになります。
ということでタイヤの空気圧は皆さん考えているより自由度が大きい。冷間指定空気圧の85%~130%くらいの間でお好みを探せばいいんじゃなかろうか。参考までにボルボXC60は指定空気圧の85%。タイヤの種類によってもジャストフィット空気圧は変わってくる。お好みを見つけるコツは大きく変えてみること。まず85%と130%を試し。好みの方から選んでいけばよろしいかと。
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その通りだと思います。
最近のエコタイヤは、低めの空気圧でもそれほど重くならないです。
ただロードノイズの周波数と大きさは空気圧によって変わります。MIRAIは300が快適と聞くだけで、車体の遮音性能が素晴らしいと分かります。
エコカーがまだ少なかったころ、タイヤの空気圧はだいたい200くらいが相場、カプチーノなんかは160~180で「え~ッ」と思ったことがあります。あれはホットな走りをする方を想定した表示だったんでしょうかね。
省燃費を意識して圧をあげたら、おもしろいほどコロコロ進むのですがポンポン跳ねてしまうので、すぐに指定値にもどしました。でも、おもしろい試行錯誤でした。