ホンダF1、正真正銘ドン底状態に!

ホンダF1を見ていると1989年にヒットした『メジャーリーグ』という映画を思い出す。かつてワールドシリーズを2度も獲得したチームながら、低迷。負けが続きチームの雰囲気も最低になってしまう。さらに観客数は激減し、オーナーがチームの悪口を言い本拠地の移転を画策するストーリーである。

今のホンダは正しく低迷するチームそのもの。雰囲気悪く、日本人のクルマ好きから見放されつつ有り、メディアから叩かれ、マクラーレンは早く契約を切って欲しいと動いてます。ここまで読んで「国沢はナニを言いたいか?」と当てたヒトは相当のクルマ好きだと思う。だから文化って面白いのだった。

私にもう少しお金と実力があれば、ホンダF1を映画『メジャーリーグ』のように伝える。題材としちゃ申し分ないです。かつての名門。ダメな監督に率いられ2015年にドン底に落ち、引き継いだ監督は頑張るも運に恵まれず一段と厳しい状況になってしまう。バーレーンGPと、現在行われているテストなんか最低。

もはやこれ以上の落ち込みはない。映画のストーリーとしか思えないほどの舞台設定です。ここから少しの変化をキッカケに上昇していく。私はホンダの技術力を信じている。ライバルに負けてるのは経験値が足りないだけだと考えます。ホンダの長所であり弱点でもあるのが「引き継ぎ」をしないこと。

F1の2期も3期もそれまでのノウハウを一度切り、再スタートしている。全てゼロスタートなのだった。2期は上手く行った。3期についちゃ指揮官がダメで上手く行かず。4期はさらにダメな指揮官だったため、2年を棒に振ってしまう。かくなる上はゼロスタートを選んだ厳しさを認識し開き直って頑張るしか無い。

本田宗一郎さんがWRCを見たら「コッチの方が面白そうだし市販車の開発に役立つよな!」と言ったろう。F1を選んだこと自体、カタにハマッてる。ホンダらしくなかった? ソレハサテオキ、ホンダF1を応援するなら今である。メジャーリーガーの登場人物でも、ドン底の時にチームを応援した人達が輝いてます。

映画『メジャーリーグ』はさすがハリウッド映画だけあってハッピーエンド。ホンダF1もハッピーエンド目指して頑張って欲しい。苦労すればするほど勝った時の嬉しさが大きいです。さすがの私もここまで来ると精一杯応援したくなります。何とか踏ん張って上昇気流に乗せて欲しい!

 

 

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